どうも、こなゆきです。
夏といえば、スポーツでござる!
ほとばしる汗!照りつける太陽!水着!
あれ?それ、海水浴?
今回は、暑い季節に熱い戦いが繰り広げられる物語でござる。
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「悟空、昨日は、よくも拙者の夢の邪魔をしてくれたでござるな」
「なぜバレた?!」
「拙者の枕に、サルの毛がついていたからでござる。拙者の体毛と違う色しているでござる」
「ほう。それで何しに来た?」
「このままだと、不毛な戦いが続いてしまう。寝込みを襲う様な不意打ちより、普通の勝負をするでござる」
「それは、なんだ?」
「運動会でござる」
「くくく。ちょうどいい。こちらも仲間が戻ってきたところだ」
「お前たちに食材に変えられた仲間たちは、ヒトデンボールによって、生き返ったのだ。さあ、戦いを始めよう」
「実況・解説の大川です」
「審判の三蔵です」
「応援団も来ています」
「紅組の応援団は猫耳ハチマキでござるなあ。癒されるでござる〜」
「白組の応援団はナースコスだブヒー!!たまらんブヒ!ブー」
「最初は徒競走です」
「紅組、白組、勝敗が楽しみですね」
よーい・・・
どん!!
「おおーっと、スタートダッシュは白組、悟空選手がはやい!」
「おっと!紅組抜かす!はやいはやいぞー!」
「これは熱い!熱いぞ!あついあつい!燃えている!」
「ゴーーーーール!!紅組一着!続く白組!!とても香ばしい香りがする!!」
「とても美味しそうな匂いがしますね。昼食の時間は、まだ早いですよ」
「さて、判定は」
「えー。白組の悟空選手は乗り物で移動していたのと、早弁をしていたので、紅組に得点が入ります」
「紅組おめでとうございます!白組は、次の競技も頑張りましょう!」
「夏場は、気温が高く、湿気も多いので、食中毒には注意しましょう」
「キーーーーッ!勝てたと思ったのに!」
「残念だったブー!それにしても、焼き豚美味しかったブー!」
「八戒は、食いしん坊だなあ」
「続いての競技は、パン食い競争です!」
「犬、がんばるでござる!」
「わんわん!」
「八戒、任せた!」
「大食いは得意だブヒ!ブヒブヒー!」
いちについて
よーい・・・
どん!

「袋がなかなか開かないブヒ!フンゴ!フンゴ!やっと開いた!って、粒あんだブヒ!!これも!これも!全部、粒あんだブヒ!!こしあんがいいブヒ!!でも、全部食べるブヒ!もったいないから、食べるブヒ〜。美味しいブヒ!」
「紅組はやい!まるで電光石火のごとく駆け抜ける!白組は競技の趣旨を勘違いしているようだ!!」
「ゴーール!!紅組一着です!白組も続いて、ゴールしました!」
「おいしかったブヒ〜。もっとたくさん用意してほしかったブヒ〜」
「さて、判定は・・・」
「えー。紅組、こなゆき選手が競技中にいかがわしい行動をしていたため、白組に得点が入ります」
「とんだスケベだぜ。うらやまけしからん。場所代われ」
「わんわん!」
「ぐはっ。お姉さん、踏みつけないでっ。痛いでござっ。ぐふ・・・」
「さあ!戦いは盛り上がってきました!紅組1点VS白組1点!」
「ここからは、ダイジェストでお送りします」
「綱引きが始まりました!」
「紅組の勝ち!」
「玉入れ!」
「くらえ!」
「くらえ!」
「ごふっ!」
「ぐはっ!」
「紅組、白組、反則!得点なし!」
「借り物競争!」
「白組の勝ち!」
騎馬戦、棒倒し、障害物競走、しっぽ取り、鬼ごっこ、ドッジボール・・・
様々な競技が繰り広げられた。
「最後の競技は、大将同士の腕相撲対決です!」
「勝つでござる」
「天界と地上で大暴れした時の力を見せてやる」
「レディ・・・ファイ!」
「紅組びっくりするほどあっさり勝った!なにが起きたんだー!」
「それでは、得点の集計をします。白組5点」
「いえーい!」
「紅組8点」
「いえーい!でござる!わん!もみたい」
「紅組の優勝!おめでとうございます!白組、準優勝です」
「悟空、握手をしよう。これで終戦でいいじゃないか」
「俺も力の限りを尽くした。これからは、正々堂々とやり合おう」
「ぎゃああああ」
「あばよ!次もよろしくな!」
7月22日(金)
ぐはっ・・・。
今日、寒いでござる・・・
寒すぎるでござる・・・
次回・・・
こなゆきの行方やいかに・・・
( ˘ω˘ ) スヤァ…