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架空請求詐欺で6000万被害

07月22日 10時22分

架空請求詐欺で6000万被害

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愛知県犬山市の70代の女性が、実在する証券会社の社員を名乗る男から電話で「未公開の債券を購入するため名義を貸してほしい」などと、うその話を持ちかけられ、現金約6000万円をだまし取られました。警察が詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、6月、犬山市に住む70代の女性の自宅に実在する証券会社の社員を名乗る男から「未公開の債券を購入するため名義を貸してほしい」と、うその電話がありました。
その後、女性のもとには相手側の弁護士を名乗る男らから「あなたの行為は法律を犯している」「逮捕を避けるため、預金残高をゼロにして金を送れ」などといった電話が相次いでかかってきました。
女性は1人暮らしで、定期預金を解約したり親族の遺産を口座から引き出したりして現金を用意し、7月13日までの間に5回に分けて現金計5930万円を東京都内のマンションに宅配便で送ってだまし取られました。
現金は段ボール箱に入れて宅配便の配送センターに持ち込んだということです。
女性は相手と連絡が取れなくなったため、19日になって警察に相談し、だまされたことに気づいたということです。
犬山警察署の倉地直文生活安全課長は「名義を貸してほしいなどといった不審な電話があった場合は決して1人で判断せずに、家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。

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