東海 NEWS WEB

ニュース詳細
薬用植物“三重県の新産業に”

07月22日 09時43分

薬用植物“三重県の新産業に”

3004159631_20160722095658.mp4

漢方などに使われる薬用植物の栽培を増やし、三重県の新たな産業に育てようというセミナーが三重県四日市市で開かれました。
このセミナーは、三重県が開いたもので、県内の農家や食品メーカーの関係者など60人余りが参加しました。
このなかで、三重県健康福祉部ライフイノベーション課の高村康課長が「国内で使われる薬用植物は中国産がほとんどだが価格の上昇などもあり、国産のニーズが高まっている」と述べ漢方などに使われる薬用植物の栽培を増やす必要性を訴えました。
一方で、内閣府で地域活性化のコンサルタントを務める薬剤師が地域によって栽培技術が十分に確立されておらず、安定した栽培には時間がかかることや医薬品として販売する際は法律に基づく許可が必要なことなど、注意点も説明していました。
三重県ではこうした活動を通じてこれまで進んでいなかった薬用植物の栽培を増やし、新たな産業に育てたい考えです。
福祉施設に勤める50代の男性は、「勤務先で野菜を栽培していて、薬用植物の導入にも関心があり、参考になりました」と話していました。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ