シンガポールに新幹線を売り込み 安全性をアピール
シンガポールと隣国マレーシアとの間を結ぶ高速鉄道の建設計画に日本の新幹線方式を採用してもらおうと、日本政府がシンガポールで政府関係者などを招いて説明会を開き、新幹線の安全性などをアピールしました。
シンガポールとマレーシアの首都クアラルンプールとの間を結ぶおよそ300キロの区間では、2026年の開業を目指して高速鉄道の建設が計画されています。
22日は日本政府がシンガポールの政府関係者や鉄道事業者などを招いて説明会を開き、石井国土交通大臣が、「新幹線は開業以来、半世紀以上の間乗客の死者がゼロという記録を続けている」と述べて安全性をアピールしました。
このあと開かれたシンポジウムでは、自国の高速鉄道に日本の新幹線方式を採用した台湾の鉄道事業者が講演し、開業以来事故がなく、正確な運行が行われていることや、利用者が年々増えていることなどを説明し、台湾の経済発展に大きく貢献してきたと述べました。
説明会のあと石井大臣は報道陣に、「新幹線の安全性や信頼性、それに故障が少なくライフサイクルコストも安いことをアピールしていきたい」と述べ、売り込みに全力を挙げる考えを示しました。シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道の建設計画を巡っては、中国や韓国のほかヨーロッパの企業も受注を目指していて、来年にも実施される国際入札に向けてアピール合戦が続いています。
22日は日本政府がシンガポールの政府関係者や鉄道事業者などを招いて説明会を開き、石井国土交通大臣が、「新幹線は開業以来、半世紀以上の間乗客の死者がゼロという記録を続けている」と述べて安全性をアピールしました。
このあと開かれたシンポジウムでは、自国の高速鉄道に日本の新幹線方式を採用した台湾の鉄道事業者が講演し、開業以来事故がなく、正確な運行が行われていることや、利用者が年々増えていることなどを説明し、台湾の経済発展に大きく貢献してきたと述べました。
説明会のあと石井大臣は報道陣に、「新幹線の安全性や信頼性、それに故障が少なくライフサイクルコストも安いことをアピールしていきたい」と述べ、売り込みに全力を挙げる考えを示しました。シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道の建設計画を巡っては、中国や韓国のほかヨーロッパの企業も受注を目指していて、来年にも実施される国際入札に向けてアピール合戦が続いています。