南スーダン戦闘で近隣国に派遣の輸送機 撤収へ
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中谷防衛大臣は、南スーダンで激しい戦闘が起きたことを受けて、日本人の国外退避に備えるため近隣国に派遣していた航空自衛隊の輸送機について、退避に備える必要がなくなったとして、撤収させることを明らかにしました。
防衛省は、アフリカの南スーダンで激しい戦闘が起きたことを受けて、日本人の国外退避に備えるため、近隣国のジブチに航空自衛隊の輸送機3機を派遣しており、今月14日には、現地の日本大使館の職員4人を輸送しました。
これについて、中谷防衛大臣は、22日午後、防衛省で記者団に対し、「自衛隊機による退避が必要な在留邦人が見込まれなくなったということで、外務大臣から輸送の終結に関する依頼があり、私から撤収命令を出した」と述べ、23日、輸送機がジブチを出発し、今月26日にも日本に戻ることを明らかにしました。
そのうえで中谷大臣は、「現地の情勢は、全般として平穏で、在留邦人は全員異常がない状況だと報告を受けている」と述べました。
そして中谷大臣は、現地で国連のPKO=平和維持活動に参加している自衛隊の部隊について、「国連の施設内で道路整備などを行っているが、安全が確保されれば、施設外で活動を再開する見込みだ。引き続き、慎重に情勢を注視しながら、部隊の安全確保に万全を期す」と述べました。
これについて、中谷防衛大臣は、22日午後、防衛省で記者団に対し、「自衛隊機による退避が必要な在留邦人が見込まれなくなったということで、外務大臣から輸送の終結に関する依頼があり、私から撤収命令を出した」と述べ、23日、輸送機がジブチを出発し、今月26日にも日本に戻ることを明らかにしました。
そのうえで中谷大臣は、「現地の情勢は、全般として平穏で、在留邦人は全員異常がない状況だと報告を受けている」と述べました。
そして中谷大臣は、現地で国連のPKO=平和維持活動に参加している自衛隊の部隊について、「国連の施設内で道路整備などを行っているが、安全が確保されれば、施設外で活動を再開する見込みだ。引き続き、慎重に情勢を注視しながら、部隊の安全確保に万全を期す」と述べました。