「ポケモンGO」警視庁も注意喚起

「ポケモンGO」の日本での配信が22日から始まったことを受け、警視庁は、歩きながらのゲームは事故につながるおそれがあるとして街頭で注意を呼びかけました。
JR新宿駅西口では、22日午後3時ごろから警視庁の警察官11人が出て、「歩きスマホ、ながらスマホはやめましょう」などと呼びかけながら、用意したチラシ1000枚を配りました。
警視庁によりますと、スマートフォンを見たり、ゲームをしたりしながら歩くと視野が極端に狭くなるため、歩行者や車と衝突するおそれのほか、ひったくりなどの事件に巻き込まれる危険性も高まるということです。
ことし5月には、渋谷区の交差点で、スマートフォンを操作しながら歩いていた30代の女性が、近づいてきた車に気付かず接触しけがをする事故も起きているということです。
警視庁交通総務課の藤本裕行管理官は、「歩きスマホ、ながらスマホは周囲の危険に気付かず非常に危険なので、今後とも注意喚起を続けていきたい」と話していました。