ひどい汚れものがないときは
洗濯石けんの代わりに
「セスキを使って」という
母さんからの指示がある。
なるべく洗剤に頼らない洗濯を目指す。
できれば石けんも最小限の量で…
母さんの試行錯誤の結果。
洗濯石けんとセスキの使い分けが
基本になった。
だが、その基準は母さんのさじ加減。
ということで、
父さん、毎日使う洗剤を母さんに尋ねる。
セスキ炭酸ソーダを使った洗濯を積極的に。
"哀愁の予備洗い"のときにも出てきましたが、わが家では、セスキ炭酸ソーダも洗剤として使っています。
セスキ炭酸ソーダは、化学式Na2CO3・NaHCO3・2H2Oで表記される物質で、重曹(炭酸水素ナトリウム)と炭酸ナトリウムの中間的な性質をもっています。重曹よりも水に溶けやすく、水溶液のアルカリ性は重曹よりもちょっとだけ強いため(重曹:pH8.4 セスキ:pH9.8)、重曹より強い洗浄力が期待できます。手荒れも重曹ほどはしないそうです。
セスキ炭酸ソーダは、シンプルクリーニングやアルカリ洗濯をはじめてみたい人に
おススメのアイテム。ぬるま湯30Lに対して小さじ2杯~大さじ1杯が目安で、しばらくつけ置きしてから洗濯すると洗浄効果が倍増します。
つけ置き時間は3時間~一晩つけ置きしておくのが効果的なようですが、平日の洗濯は、私の深夜のミッションなのと軽い汚れ落としのときだけに使うので、つけ置きは30分間に短縮しました。
ただし、色落ちしやすいもの、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維もの、絹やウールなど、アルカリに弱いものはつけ置きに向きません。化学繊維ものは、長時間付けることで、汚れが再び繊維に付着しやすいんだとか。
セスキ炭酸ソーダや重曹を使ったアルカリ洗濯は、軽い油汚れやタンパク質の汚れに対して十分な洗浄力があります。ただし万能の洗剤と言うわけではなく、ひどい汚れにには、やはり石けんなど界面活性剤の力を頼るしかありません。
アルカリ洗濯。上手に使い分けて、エコ洗濯を実践してみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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