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2016年07月22日 09時00分 UPDATE

不倫相手はbotだった……自殺者も出た不倫サイト「A・マディソン」を米当局が調査 (1/4)

不倫SNS「アシュレイ・マディソン」。女性会員の“サクラ”はbotだったことが明らかになり、米当局が調査を始めている。

[産経新聞]
産経新聞

 さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、約1年前、世界を大騒ぎさせたあの“出会い系サイト”に関するお話です。

 2001年にカナダから登場し「人生一度。不倫をしましょう」のキャッチフレーズで有名になった不倫交際目的の会員制交流サイト(SNS)「アシュレイ・マディソン」。

画像 アシュレイ・マディソンがフェムボットを多用するなどし、米連邦取引委員会(FTC)が調査に乗り出した一件を伝える7月5日付英紙デーリー・メール電子版

 昨年9月8日付の本コラム「日本180万人、あの不倫サイトなお騒動 米政府や軍も1.5万人、子供19人いるキリスト教スター失墜、警察署長は自殺……

 でもご紹介しましたが、約1年前の昨年7月、ハッカー集団が全会員の約8割にあたる3200万人分の個人情報を盗み出し、ネット上に暴露。そのせいで自殺者まで出る騒ぎとなりました。

 そんな「アシュレイ・マディソン」がまたまた騒ぎを巻き起こしているのです。

 このハッカー集団、個人情報の暴露と同時に「女性会員はサクラだらけだぜ! 覚えとけ」との衝撃の事実も暴露し、男性会員をガッカリさせたわけですが、そのサクラが、どこかの金に困った&暇を持て余したオネエチャンorオバチャンなら「騙される方が悪いんじゃ」という話で終わりなのですが、実はそうではなかったのです。

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