トップ > 一面 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

一面

ラモス監督を解任へ FC岐阜

ラモス瑠偉監督

写真

 サッカーJ2・FC岐阜の運営会社「岐阜フットボールクラブ」(岐阜市、宮田博之社長)が、チームの成績不振のため、ラモス瑠偉監督(59)を解任することを決めた。関係者への取材で分かった。後任には、吉田恵(めぐむ)コーチ(43)が昇格する見通し。二十二日に正式発表する。

 今季のFC岐阜は二十一日現在、七勝十四敗三引き分けで、二十二チーム中十八位に低迷。特に六月下旬のロアッソ熊本戦からは五連敗中で、二十日に最下位だったツエーゲン金沢に敗れたことで解任が決定的となった。

 複数の関係者によると、クラブ側はラモス氏と二十一日に解任で合意。二十二日にも契約を解除する。指揮官の交代によりチームの立て直しを図ることが急務と判断したとみられる。

 ラモス氏は二〇一四年にFC岐阜の監督に就任。初年度は十七位で、一試合平均約七千六百人の観客動員があったが、昨年度は約六千二百人に減少。今季はさらに落ち込んでいた。

 ラモス氏はブラジル・リオデジャネイロ出身。一九七七年に来日しJリーグではヴェルディ川崎などでプレー。八九年に日本国籍を取得し、同年から九五年まで日本代表で活躍した。九八年に現役を引退。〇六年から二年間、J2の東京ヴェルディで監督を務めた。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索