『Pokemon GO』が配信されてから、様々な新サービスやアプリ、イベントなどが立ち上がっていますが、海外では一緒にポケモンをゲットしに行く相手を探す
▲スマートフォンの位置情報を利用したアプリ『Pokemon GO』。プレイヤーは現実世界を歩き回り、色々な場所にいるポケモンをゲットします
PokeDatesは、一緒にポケモンを探しに行く相手(同サイトは「PokeMate(ポケメイト)」と呼称)を見つけてくれるサービス。いくつかの質問に答え、自分のスケジュールを入力しておくと、希望にあったパートナーをピックアップしてくれるという仕組みです。
2012年に同社が開設したデートマッチングサイト『PROJECT FIXUP』と同様、人間のスタッフがマッチングを行うのが特徴。マッチングが成立する度に20ドル(約2100円)の支払いが必要になります。
規約によれば、会員になれるのは18歳以上で独身(結婚及び同棲中でない)の人ということで、プレイ仲間を捜す以上の意味合いもありそうです。
配信からわずか2週間ほどであるにも関わらず、大きな話題となっている『Pokemon GO』。その人気に目を付けた、新たな取り組みやビジネスがスタートしています。
例えば米国の大統領選では、民主党候補のヒラリー・クリントン前米国務長官が、「ポケストップ」(モンスターボールなどのアイテムが手に入る場所)に指定されたマジソンパークで集会を行いました。主催のクリントン氏側が「ルアーモジュール」を使ってポケモンを呼び出し、親子連れでの参加を推奨するなど、『Pokemon GO』人気を票に繋げたい考えが見て取れます。
ドローンメーカーのTRNDlabsは、『Pokemon GO』のポケモンが水上や高速道路といった場所に出現した際にゲットするためのドローン『Pokedrone(ポケドローン)』の計画を発表。
プレイヤーの替わりに歩いてポケモンの卵を孵化させる代行サービスも登場するなど、『Pokemon GO』の周囲はかなり混沌とした状態となっています。
配信からわずか2週間でこれなのですから、今後人気が本格化してからは更なる新サービスが登場しそう。メーカー側の対応も含めて、今後も目が離せないテーマと言えるでしょう。