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保守分裂、都議補選でも=小池氏の元秘書出馬へ

時事通信 7月21日(木)23時29分配信

 22日に告示される東京都議会議員補欠選挙の新宿選挙区に、都知事選に立候補した小池百合子元防衛相(64)の元秘書の男性(34)が無所属で出馬することが21日、分かった。

 同選挙区には自民党も候補を立てるため、同党などが推薦する増田寛也元総務相(64)との間で保守分裂となった知事選の「代理戦」が展開されそうだ。知事選、都議補選ともに投開票は31日。

 小池氏は21日、都内で記者団に「私の知事選の活動とドッキングすることもしばしば出てくるかと思う」と話した。

 都議会(定数127)は現職都議の区長選出馬などに伴い、新宿、台東、大田、渋谷の4選挙区でそれぞれ1人の欠員が生じている。このため、舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選と併せた補選が行われる。

 大田区の補選では、共産党が新人の立候補を見送ると発表。知事選と同様に野党共闘を重視した形で、民進党が擁立する候補に一本化する。一方、台東区では民進党が候補を立てず、自民、共産両党候補の一騎打ちとなる見通しだ。 

最終更新:7月22日(金)1時59分

時事通信

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