「地雷に注意を」 ポケモンGOの利用者に呼びかけ

「地雷に注意を」 ポケモンGOの利用者に呼びかけ
任天堂などが開発したスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」は、爆発的な人気を集める一方で、さまざまなトラブルも起きていて、中には地雷への注意を呼びかける事態にもなっています。
1990年代に激しい民族紛争があり、今も多数の地雷が残る旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナでは、「ポケモンGO」の利用者が地雷の危険がある地域に入っているという情報が寄せられたとして、地元のNGOが改めて注意を呼びかける事態となっています。このNGOはフェイスブックで「地雷への注意を促す看板に従い、知らない場所には立ち入らないでほしい」と呼びかけています。

米ホワイトハウスも注意促す

「ポケモンGO」は、アメリカ、ホワイトハウスの記者会見でも取り上げられました。この中で、アーネスト報道官は「安全上の問題が持ち上がっている。ポケモンを探すときも常識を逸脱しないようにしてほしい」と述べ、注意を促しました。
一方、記者団からは「ホワイトハウスにもひそかにポケモンはいるのか」という質問が出て、アーネスト報道官は「分からない。私はやっていない」と答えていました。ホワイトハウスの記者団の中にも「ポケモンGO」に熱中する記者がいて、記者団によりますと、先週、南側の庭園「サウスローン」でポケモンが捕まったということです。