スマホで運動量など把握し割り引き 新保険商品開発へ
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最新のIT技術を活用して利便性を高めた金融サービス、フィンテックが注目されるなか、大手保険会社の住友生命は、通信大手のソフトバンクと提携し、契約者の健康状態や運動への取り組みに応じて保険料を割り引く、新しい保険商品を開発することになりました。
これは両社が21日に記者会見して発表したものです。
それによりますと、住友生命は、契約者の健康状態や運動への取り組みに応じて死亡保険や医療保険の保険料を割り引く仕組みを、再来年をめどに導入します。
その実現に向けて、住友生命はソフトバンクと提携し、スマートフォンや専用の端末で計測した、契約者の毎日歩いた距離や歩数、それに心拍数といったデータの提供を受け、これを基に契約者1人1人の保険料を毎年見直します。また、こうした保険商品の開発にすでに取り組んでいる、南アフリカの保険会社の協力を得て、健康に関するデータを分析するノウハウの提供を受けるということです。
割り引きの具体的な仕組みは今後検討しますが、人によっては保険料が最大で30%程度安くなる可能性があるとしています。
IT技術を活用して利便性を高めた金融サービス、フィンテックの開発競争が激しくなるなか、生命保険業界でもIT企業と連携して、新たな保険商品の開発を目指す動きが広がりそうです。
それによりますと、住友生命は、契約者の健康状態や運動への取り組みに応じて死亡保険や医療保険の保険料を割り引く仕組みを、再来年をめどに導入します。
その実現に向けて、住友生命はソフトバンクと提携し、スマートフォンや専用の端末で計測した、契約者の毎日歩いた距離や歩数、それに心拍数といったデータの提供を受け、これを基に契約者1人1人の保険料を毎年見直します。また、こうした保険商品の開発にすでに取り組んでいる、南アフリカの保険会社の協力を得て、健康に関するデータを分析するノウハウの提供を受けるということです。
割り引きの具体的な仕組みは今後検討しますが、人によっては保険料が最大で30%程度安くなる可能性があるとしています。
IT技術を活用して利便性を高めた金融サービス、フィンテックの開発競争が激しくなるなか、生命保険業界でもIT企業と連携して、新たな保険商品の開発を目指す動きが広がりそうです。