1949年に発売し2008年に生産中止となった噴出花火「ドラゴン」をクラウドファンディングで復刻させるプロジェクトを太田煙火製造所(愛知県岡崎市柱町)が始めた。花火メーカーがクラウドファンディングで製品を企画するのは、業界初の試みという。
【写真特集】すべて手作業 花火製造現場の様子
同社は国産花火にこだわり、太田恒司代表が火薬の配合や「てん薬(火薬を筒に詰める作業)」までをすべて手作業で行っている。「ドラゴン」は59年間愛されつづけた同社のロングセラー商品で、噴出花火の代名詞となるほどで、「日本を代表する花火」とも言われたが、原材料などの高騰からやむなく生産中止となった。
現在、日本の花火の9割以上が外国産で、原材料を外国産に頼らない純国産花火は約2%という。プロジェクトは、「ドラゴン」を復刻することで国産花火の窮状を知ってもらおうと同社が岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Bizの支援を受けて実施するもので、「『ドラゴン』を復活させ、危機に瀕する国産花火の炎を燃え上がらせたい!」と題して60万円を目標金額に、8月10日までクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で広く支援を募っている。
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