UbisoftのCEO兼創業者であるイヴ・ギユモ氏は、任天堂の次世代ゲーム機NXがライトプレイヤーを再びゲーム業界に呼び寄せるきっかけになると見込んでいる。
ギユモ氏は19日に行われたUbisoftの四半期決算報告会にて、「我々が見たものは本当に素晴らしかった」と語っている。「我々は新しいマシーンがリリースされることで業界が成長し続け、たくさんのライトプレイヤーが再びゲーム業界に戻ってくるきっかけになると思っています」
ギユモ氏の発言は、コアなゲーマーでない人々からも非常に注目されたWiiやDSの成功を想起させる。任天堂がWii Uでその成功を繰り返そうとして失敗した話は有名だ。
Ubisoftはメジャーなサードパーティの中では唯一、NXのサポートを明らかにしているパブリッシャーだ。今年のE3では、マルチプラットフォーム対応の「Just Dance 2017」がNXにも対応すると発表されている。同社はWii Uも初期段階からサポートしており、Wii Uのタッチスクリーンに合わせて作られたローンチタイトルも何本か提供していた。
任天堂が発表しているNXタイトルは「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」のみだが、「ピクミン4」も可能性は高そうだ。
当然のことながらギユモ氏は、来年3月にリリースされるという新作ゲーム機の一体何を見たのか、詳細な情報は一切明らかにしていない。しかし任天堂NXの噂ならたくさんあり、一部ではNXがカートリッジ式になるのではないかと信じられている。IGNの編集者がNXをカートリッジ式にした方が良い理由を探った記事はこちら。