19日
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靖国神社事件、韓国人の男に懲役4年判決
靖国神社のトイレで大きな爆発音がした事件で、東京地裁は、建造物損壊などの罪に問われた韓国人の男に懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
チョン・チャンハン被告(28)は去年11月、靖国神社のトイレに爆破装置を設置して火薬を燃焼させ、天井を壊したとして、建造物損壊などの罪に問われました。
19日の判決で東京地裁は、「火薬の燃焼実験を繰り返すなど極めて計画性が高く、人が自由に出入りできる場所での犯行で、危険性は高く悪質だ」と指摘しました。その上で、「靖国神社の運営に大きな影響を与え、犯行後、思ったような反響を呼んでいないと知ると、再び犯行を企てている」として、チョン被告に懲役4年の実刑を言い渡しました。
これまでの裁判でチョン被告は、「マスコミの関心を引きたかっただけで、靖国神社に不満はなく、テロ行為ではない」などと主張していて、実刑判決に首をかしげ不満そうな様子をみせました。(19日16:49)