「台湾独立支持派」で降板した俳優レオン・ダイ、別の映画でも出演シーン全削除―台湾メディア

配信日時:2016年7月21日(木) 10時50分
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20日、中国映画「沒有別的愛」からの降板が決まった台湾の俳優レオン・ダイが、別の映画でも出演シーンが全削除されたことが明らかになった。写真は「平安島」記者発表会のレオン・ダイ(左)。
2016年7月20日、中国映画「沒有別的愛」からの降板が決まった台湾の俳優レオン・ダイ(戴立忍)が、別の映画でも出演シーンが全削除されたことが明らかになった。聯合報が伝えた。

女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)の監督作品第2弾「沒有別的愛」の主演俳優だったレオン・ダイだが、中国共産主義青年団中央委員会から「台湾独立支持派」と指摘され、中国のネット上で映画ボイコット運動が発生。すでにクランクアップしていたにもかかわらず、このほど映画からの降板が発表された。

レオン・ダイの騒動はこれだけにとどまらず、友情出演した台湾映画「六弄[口加][口非]館」からも出演シーンが全削除されたことが明らかになった。この映画は7月29日から中国でも公開されるため、これに合わせて出演シーンが消された。また、メーンキャストの1人として出演した映画「平安島」についても、中国での上映はほぼ不可能とみられている。(翻訳・編集/Mathilda)
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