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 「陸上競技を葬ったすべての人に礼を言う。これはスポーツではない。完全に政治だ」。女子棒高跳びの世界記録保持者で、アテネ、北京大会で金、ロンドンで銅を獲得したエレーナ・イシンバエワは21日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を受け、タス通信に対してコメントした。

 CASに訴えていた68選手のうちの一人。自身のインスタグラムには「希望は流れ去った。我々がいないところで、『クリーンな』外国の選手は安心してニセ金メダルを勝ち取ればよい。力はいつも恐れられるのだ」と書き込んだ。

 ロシアは12年ロンドン五輪で…

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