古代~中世、現代までの美女の歴史
図書館でおもしろそうなので借りたこの本。主にヨーロッパの各時代の理想的な美女の定義が紹介されています。
古くは古代エジプトから中世ヨーロッパ→近代、と時代によって美容法もガラリと変わります。
古代ギリシャの美の定義
古代ギリシャでは清潔第一、肉体を適度に鍛え、心身の健康がなによりもの美!としてお化粧や装飾でごまかりたりしなかったそうです。
中世ヨーロッパの美は不衛生!?
反対に中世ヨーロッパになると髪は2カ月ごとには洗うのが望ましい、歯は1週間ごとに磨く、など衛生の基準が今では考えられない程低かったようです。
髪を2カ月洗わなかったら、臭くてギトギトで大変なことになりますよね(;´д`)体臭の臭さは香水でごまかしてたらしい(ごまかしきれるのか?)
中世ヨーロッパ美女の条件は病弱であること!?
中世の美女の絶対条件は手のひらを空にかざすと透けて見える位白~い肌、だったらしいです。しかもその白さは健康的な白さではなく、血色のない青白い肌です。
常に顔色が悪く結核患者のような病的で憂いがあり、儚げな感じが好まれたそうです。
そのため、健康な女性でも顔や体をまっ白に塗りたくり、自分で血管の青筋を腕に書いて病弱さをアピールしたとか( ゚Д゚;)
一時期のことだけど、いつの時代も変な流行りがあるものですね。
美白は中世美女の絶対条件
その後の中世でも色白というのは絶対的な美女の条件でありつづけたらしい。
中世の女性(貴族、ブルジョワ階級以上)は外出時に日焼け防止用の顔面マスクを常に携帯し、顔をすっぽりジェイソンのように覆って外出したそうです。
その絵を見て私の持っているあるアイテム思いだしました!
フェイス オン ワンピ!!
中世からこういうのあったのですね(;´д`)確かにこれのおかげで昨年の夏は炎天下で自転車こいでも焼けませんでしたからね。
↑詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ☆
現代は「人工的な美」が好まれる!?
ちなみに美容の歴史的に見れば、古代ギリシャは健康的な美、中世は化粧でごまかしの美、という感じに美のタイプは変わっていっていて、現代は人工的な美、の時代だとか。
ごまかしでもなく、人工的な美。それってつまり美容整形ってことですかね。顔を手術で変えるなんて昔じゃ考えられなかったのでしょうね。
あとはカラコンやつけまなども人工的な美というジャンルに入りそうですね。CGのように2次元から飛び出してきたような、オシャレで人間臭くない美しさが流行りなのかもしれません。
私はズボラなため、そういう人工美は苦手なので、古代ギリシャのように清潔、自然な感じでうまく手抜きしながらケアしていきたいと思います。
ズラは上手く活用すれば、いい感じに人工美になりそうなので、ぜひフルウィッグが一般的に浸透すればいいと思います。
セットいらずで超楽だし、現代の美の流行りにも合っているなら文句なし( ゚Д゚)ズラ推し!!
↑江戸時代の美人、イケメンの顔面定義は今と変わらないようです。
しかし、平均身長だけはかなり違う!!有名な偉人達がこの身長だったかと思うと意外で、イメージ少し変わりますね。やはり食事は大事なんだと思いました。
ちなみに花魁は、華やかでカリスマ性を持ちますが、平均27歳位までの寿命しかなかったそうです。表の華やかさとは裏腹に過酷な生活を強いられていたのですね。