コマツ 米鉱山機械メーカーを3000億円余で買収へ
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大手建設機械メーカーのコマツは、減少が続いている銅や金などを掘削する鉱山機械の需要が再び拡大に向かうとみて、アメリカの鉱山機械メーカー、ジョイ・グローバルを3000億円余りで買収することになりました。
発表によりますと、コマツは来年、アメリカの鉱山機械メーカー、ジョイ・グローバルのすべての株式を、28億9100万ドル(約3036億円)で取得し、完全子会社とすることで両社が合意したということです。
鉱物を掘削する鉱山機械の世界全体での販売台数は、中国経済の減速や資源価格の下落を背景に、5年前の平成23年をピークに減少が続いています。
しかし、コマツは今後、アフリカやインドなどで都市化が進むのに伴って銅や金などの需要が増えて、これに伴って鉱山機械の需要も再び拡大に向かうとみて、買収に踏み切ったということです。
今回の買収によって、コマツの鉱山機械の売り上げはおよそ7800億円に上り、業界最大手のアメリカのキャタピラーに匹敵する規模となるということです。
鉱物を掘削する鉱山機械の世界全体での販売台数は、中国経済の減速や資源価格の下落を背景に、5年前の平成23年をピークに減少が続いています。
しかし、コマツは今後、アフリカやインドなどで都市化が進むのに伴って銅や金などの需要が増えて、これに伴って鉱山機械の需要も再び拡大に向かうとみて、買収に踏み切ったということです。
今回の買収によって、コマツの鉱山機械の売り上げはおよそ7800億円に上り、業界最大手のアメリカのキャタピラーに匹敵する規模となるということです。