自民党の東京都支部連合会は、今回の都知事候補の選考過程において、私の少数意見を無視しました。
この自民党東京都連による候補者選考会議において、私は、小池氏が適任である旨、重ねて声を上げ、あるいは、増田さんの支援を決定する採決時には手を挙げず、最後まで、増田氏推薦に反対する意見・態度を表明していました。
それにもかかわらす、自民党東京都連は、会長・幹事長の連名で都内の全党員向けに発送した7月11日付け文書において、「 全会一致で増田氏の推薦を決定いたしました 」と述べているほか、別の媒体でも同じ内容を発信しています。
私は衆議院議員1年生です。「 1年生議員の少数意見など、なかったことにしよう 」との思惑だったとしか思えません。
私は、確かに国会議員としては1年生ですが、これまで35年近く、法律家として生きてきて、これからの社会・組織には、何が重要であるか、自分なりによく分かっているつもりです。
少なくとも、今の社会及び組織においては、少数意見を封じ込めたり、抹殺してはいけないのです!
健全な社会・組織であるためには、不都合な少数意見であってもこれを抹殺するというような隠ぺいがあってはいけないのです!
例えば、あまたある企業不祥事が長らく表沙汰にならないのは、企業内の少数意見を封じ込めてしまう環境・風土があったり、役員会の議事録などから少数反対意見を削除し、それをなきものにし、「全員一致」などと記載してきたことなどが原因の一つです。
今般、ブラックボックスとも指摘されている自民党東京都連の問題点の一つが、まさにこういうところに如実に表われているのではないでしょうか。
多数決が適切に機能しているかどうかの目安の一つに「 全員一致の決議は無効である 」 という指針があります。
全員一致の決議においては、時として、自由な意見が封じられ、あるいは、少数意見が抹殺されている恐れがあることにつき、警鐘を鳴らすものです。
国民の代表である一人の国会議員の少数意見さえ無視するようなことであれば、国民の一人一人の声を聴く耳など、およそ持ち合わせてはいないのではないかと思われてしまいます。
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