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<ウクライナ>首都キエフで人権派記者爆殺か 出勤中の車で

毎日新聞 7月20日(水)21時48分配信

 【モスクワ杉尾直哉】ウクライナの首都キエフ中心部で20日、著名な人権派ジャーナリスト、パーベル・シェレメト氏(44)の車が爆発して炎上、運転していたシェレメト氏は死亡した。ウクライナ最高検察庁によると、車に爆弾が仕掛けられていたといい、殺人事件とみて調べている。

 シェレメト氏は地元紙「ウクラインスカ・プラウダ」の記者で、出勤途中だった。出身地のベラルーシではルカシェンコ大統領の抑圧体制に反対し、1997年に投獄された。その後、ロシアでテレビ局などの記者を務め、5年前にキエフに移住した。記者活動に関連して暗殺されたとの観測が強いが、背景は不明だ。

 首都中心部での爆弾による暗殺事件は極めて異例。

最終更新:7月21日(木)11時12分

毎日新聞

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