連休明け、本日は出張です。東京駅から8時前の上越新幹線に乗って新潟駅へ。佐渡汽船のターミナルへすぐに向かう
船まで少し時間があったので、佐渡汽船のターミナルをぶらぶら。母親の実家が新潟だったり、佐渡へもちょくちょく仕事で来ていたこともあり、このターミナルも何度も来ているのだけれど、今回、はじめて、新潟県港湾資料室というものがあることを知る
この施設、新潟港の歴史に詳しく、浚渫船について詳細に解説していたり
テトラポット(テトラポッドではなく、テトラポットと書いてあったぞ)の一般名詞は異形ブロックなのか?と学んだり
なかなか楽しいけど、昭和56年に作ってそのまま感がある施設であって、完全にコンテナ船全盛期の前の歴史だ
消波ブロックを異形ブロックと称するのも、一昔前の話なのかなー。ジェットフォイルも初代は昭和53年、けっこう古いんですね
ジェットフォイルよりも、その先に見えている不思議な形の船に目が行ってしまう。これ
この船、洋上で使われるタグボートなのですね。新潟造船が建造しているオーシャン・ゴーイング・タグというもので、曳航能力は世界最大級の300トンなんだそうです
新潟造船株式会社 / オーシャン・ゴーイング・タグ 4隻受注
ジェットフォイルは轟音とともに浮上し、時速80kmで一路佐渡へ。無事の公開で海を渡り、佐渡で昼飯、ブリカツ丼をいただきます
客先で打ち合わせを済ませ、再び、両津港
船の時間まで、港の周辺をぶらり、ぶらり
この不思議な看板建築はなんだろう
地方の医院、わりと、凝ったファザードの小建築があるよね
このあたりでは、加茂湖のほとりの佐渡グランドホテルに宿泊したのも面白かったし
金沢屋旅館も思い出深い
佐渡に渡る前はいつも、美空ひばり「ひばりの佐渡情話」を口ずさんでいるのだけれど、帰る時には「佐渡おけさ」に変わっている。あちこちで流れているからね…
何かお酒を…と思って目についた酒屋に入ったけれど、イマイチピンとこず、代わりに、パッケージがかわいいジャムパンをジャケ買いしてしまった
さて、そろそろターミナルに戻ろう
ターミナルでお土産にいごねりなどを買い、海藻そばを食べる。めかぶ、ながも、わかめ、入り
帰りのジェットフォイル乗り場から見えた塔に違和感を覚え
以前はあの上に、巨大な能面がついていたよなあ…。Twitterで教えていただいたところによれば、耐用年数が過ぎたとかで、数年前に外されたという
新潟港からすぐに新潟駅に向かい、ぽんしゅ館へ。越後湯沢は何度も行ってましたが、新潟ははじめて。
営業時間が20時30分までと長く、あとは新潟の酒100種以上を500円で5杯飲めるシステムは変わらず
爆弾おにぎりもあるね!あと、飲み放題バーもあるのね!
んでもって、当然、お酒をいただくわけですね。おちょこに一杯25ccでありますから、どんどんいけますよ。一杯目、越後雪鶴純米、柔らかくてちょっと複雑な風味。二杯目、COWBOY YAMAHAI、甘口どっしり、なるほど肉に合いそう。
三杯目、越乃寒梅無垢純米吟醸、さらっと重厚で上品。四杯目、のぱ、なんだこれ!精米歩合90%、日本酒度-52.3、酸味と甘味がぶわーっとくる米ワイン、最後の一杯にこれ飲んだ人が後悔してたけど、面白い
五杯目、月不見の池 純米、よく言えばするする系、六杯目、松乃井Nama、フルーティ軽い飲みやすい女性向けのお手本のような酒。七杯目、越後鶴亀 純米吟醸山廃原酒、ぽんしゅ館の限定品、山廃風味だけど山廃らしさをあまり感じさせぬ親しみやすさ。八杯目、嘉山 純米吟醸、スッキリ甘口、なるほどワインぽいけどやや印象に欠けるかなー。九杯目、花見酒の上善如水 純米吟醸、うんまあ上善如水は上善如水。十杯目、生酛系 純米 雪の幻、生酛だねーと以上の感想はあまり無い感じの優等生。
そういう感じで、10杯いただき、『のぱ』があまりに印象的だったので購入。さらに、きりざいが売られていたので、購入。以前、おにぎりイベントで食べた素晴らしい飯泥棒だ!
新幹線の時間が迫ってきたので、爆弾おにぎりをお土産にいそいで購入し、Maxときの人に。おにぎりは美味しくいただきました。小さいバージョンがあるのが有難い。紅鮭焼きほぐし、佐渡黒豚醤油そぼろ、で
東京までは乗り通さずに、上野で降りる。上野東京ラインが開通して以来、北からの新幹線を上野で降りて乗り換えることが時々ある。東京駅の雑踏で乗り換えるストレスに比べると上野駅の乗り換えの遠さはなんてこと無いし、ほぼ確実に横浜まで座れるからね。
上野から横浜に向かい、桜木町。本日も無事に帰宅したのでありました