2016年7月21日20時06分
長崎県西海市での事件で妻と母親を殺害された山下誠さん(63)は最高裁判決を受け、代理人を通じて書面での共同取材に応じる形で、談話を発表した。死刑判決が確定することについて、書面で「ようやく確定するのだと安堵(あんど)している。速やかに刑を執行していただきたい」とし、司法制度やストーカー対策への不満にも触れた。
事件から4年半余りを経ての最高裁判決に、「従前の主張を繰り返すだけの被告の上告理由の審理になぜ2年もかけるのか、納得がいかない」「刑事司法手続きの長期化は、犯罪被害者、遺族を苦しめる以外の何ものでもない」と不満を示した。
事件では警察のストーカー対応…
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朝日新聞社会部
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