「ポケモンGO」 駅での事故防止策検討へ JR西日本

「ポケモンGO」 駅での事故防止策検討へ JR西日本
ゲームアプリの「ポケモンGO」に熱中して、事故に遭うケースが海外で相次いでいます。JR西日本は、日本でも近く配信されることから、駅のホームなどでの事故を防ぐため対策を検討することにしています。
世界中で爆発的な人気となっているゲームアプリ「ポケモンGO」は、スマートフォンのカメラを使って実際の風景にキャラクターが合成されるゲームで、近く日本でも配信される予定です。海外では、このゲームを歩きながら操作して事故に遭うケースが相次ぎ、社会問題となっています。
これについて、JR西日本の来島達夫社長は20日の会見で「ホームを歩きながらスマホを利用するのは人身事故の大きな原因の1つだ。熱中するあまり事故やトラブルに巻き込まれることを懸念している」と述べました。
そのうえで来島社長は「列車やホームで事故に遭わないよう、どのような啓発を行うのがよいか考えていく必要ある」と述べ、ポケモンGOを含めたスマホの利用について対策を検討する考えを示しました。

大阪市 地下鉄や市バスでも対策強化

大阪市の吉村市長は記者会見で「地下鉄やバスでは命にかかわる事故の危険もある」と述べ、市営地下鉄の駅のホームや市バスのターミナルで歩きながらスマートフォンを操作しないよう呼びかけを強めていく考えを示しました。