「ポケモンGO」人気 株式市場活性化にも一役

「ポケモンGO」人気  株式市場活性化にも一役
アメリカで爆発的な人気となり、日本ではいつ配信が始まるのか注目されているゲームアプリ「ポケモンGO」は、株式市場の活性化にも一役買っています。
このうち、「ポケモンGO」の開発プロジェクトに関わった大手ゲームメーカー「任天堂」の株式は21日も、1日当たりの売買代金が5182億円と、東証1部上場の取り引き全体の4分の1以上を占めました。
任天堂の株式の売買代金は、20日は7323億円に達し、個別銘柄の1日の売買代金としては過去最高を記録しています。
また「ポケモンGO」と連携したサービスを展開することを公表している外食大手「日本マクドナルドホールディングス」の株式は、21日の取り引き開始直後から買い注文が相次ぎ、株価は一時、20日より360円、率にしておよそ10%値上がりしました。
ゲーム業界に詳しい「SMBC日興証券」の前田栄二アナリストは「投資家からポケモンGOと関係があると見なされた銘柄は活発に売買されていて、株式市場では日本国内での配信を待たずにブームに沸いている」と話しています。