ポケモンGO 任天堂の株式売買代金過去最高

ポケモンGO 任天堂の株式売買代金過去最高
ゲームアプリ「ポケモンGO」がアメリカで爆発的な人気になっていることを受け、15日の東京株式市場では、大手ゲーム機メーカー、任天堂の株式に買い注文が集まって売買代金は4760億円に上り、個別銘柄として過去最高になりました。
東京証券取引所によりますと、任天堂の株式は取り引き開始直後から買い注文が広がり、15日の1日の売買代金は、東証1部全体のおよそ15%にあたる4760億円に上りました。これは、平成25年5月21日の東京電力の株式の売買代金、4456億円を上回り、個別銘柄として過去最高となりました。

ゲームアプリ「ポケモンGO」がアメリカで爆発的な人気になっていることによる業績への期待などが背景にあるとみられ、任天堂の株式の15日の終値は2万7780円で、先週末の終値と比べて1万1510円、率にしておよそ70%、上昇しました。

ゲーム業界などに詳しいSMBC日興証券の前田栄二アナリストは「投資家の間では人気のゲームアプリが今後、日本でも配信されることから期待や関心が高まっていて、株価の上昇はこれを反映したものだと思う」と話しています。