忙しいabove Managerは、メールなんて見る暇がない
コンサルティングファームに限定してしか経験が無いから狭い世界の議論かもですが。
これをいち早く察知した若手スタッフは、間違いなく成長します。
ここでの成長の観点は、「部下力」です。
なぜに「部下力」がコンサルティングファームで必要なのか?
「結論ファースト」「成果主義」と言われる世界で、自分より単価の高い人(先輩、上司)の時間を必要以上に奪うことは罪悪です。
できれば、ラリー数・時間をminにして、アウトプットできること。それが部下に求められることの一つです。
それができる部下は何と言われるか知ってますか?
「あの子は、耳がいい(1言うだけで勝手に20も30もアウトプットしてくれる)」という言葉です。
これは、スタッフを高く評価する言葉の中でも、かなり褒められている言葉です。
メール書くときのマイルールを
「これ(情報)、メールで必要?」と考えてみましょう。
基本的なメールの構造
- 1行目「お疲れ様です。」(挨拶)
- 2行目「○○ の件、○ ○ です。」(結論)
- 3行目「次のアクションとして、○ ○ をしようと思ってます。」(次のアクション提示)
- 4行目「よろしくお願いします」(挨拶)
これで済むのです。
セルフレビューポイント
- 「結論」~「次のアクション提示」この間が数行に渡るときは、情報メタボかな?と疑ってみてください。
- 自分が3秒しかメール見る時間がないとして、「このメール、頭に入ってくる?」と考えてみてください。
大抵、「これ、メールでする話じゃないわ」と気づく
そうなったら、次にすることは、F2F(対面、Face to Face)で上司にクイックに報連相する方法を考えましょう。
- 1分?5分?きちんとレビュー時間をもらうべき?時間設定から考えます。
- 次に、与えるべき情報が必要なものかを考えてみます。
インターナルメールは軽いリマインドや証跡のため
「○ ○の件、後程相談させてください。現時点版のファイルを添付させて頂きます。お席戻られたときにお声掛けします」
これだけ入れておけばいいのです。
なぜかって?
- 上司が認識漏れてた時、「あ、そうだった」と思いだすリマインドになる。
- 上司に隙間時間があるとき添付しておけば、「今こんな感じね」となんとなく把握してもらえるので、対面した時のコミュニケーションがしやすくなる。
お仕事の基本は、相手の立場をくみ取ること
自分が3分しか隙間時間のないマネジャーなら?と、立場にたって考えて働くこと。
これってきっとお客様の気持ちもくみ取れるようになるし、
彼氏彼女旦那様奥様の気持ちもくみ取れるようになるし、
ってことで、人間的にも成長すると思うんです。
コンサルティングファームでお仕事サイボーグになるのもいいけれど、ハートも磨けたらもっと楽しく働けると思うんです。
エンジョイ、ハードワーク!です!