日本政府がポケモンGOに異例の注意喚起を行っています。内閣サイバーセキュリティーセンターは7月20日、公式Twitter上に「ポケモントレーナーの みんなへおねがい♪」と題する画像を投稿しました。また菅官房長官もポケモンGOについてコメントしています。
ni( ^s^)c < 「#ポケモンGO」のリリースに先立ちまして、内閣サイバーセキュリティセンターより「おねがい」をお送りします。
— NISC@みんなのサイバー天気予報 (@nisc_forecast) 2016年7月20日
みんながニコニコと安全に楽しめるように、ぜひ周りの方々、そして子供たちにお伝えくださいね♪ pic.twitter.com/cNc0QCvaA8
内容は主に子供向けで、「トレーナー登録するときは、本名とは違う いかしたニックネームをつけよう」「歩きスマホはバツですよ」「危険な場所には立ち入らない」「スマホの電池がなくなっても連絡できるように、テレホンカードをもとう」など、ポケモンGOをプレイするうえでの注意点がまとめられています。
またNHKによれば、菅官房長官もポケモンGOについてコメント。7月21日午前の記者会見で「わが国のコンテンツが海外を含めて広く親しまれていることは極めて喜ばしいことだ。今後ともこうしたコンテンツの海外展開をしっかり支援していきたい」と発言。一方で、公共マナーや安全性に懸念を持つ者もいるとして、安全に使うための注意喚起を内閣サイバーセキュリティーセンター経由で7月20日に行ったことを明らかにしました。
ポケモンGOはすでに世界30か国以上で配信中。アクティブユーザー数はTwitterやFacebookを超えたと伝えられているほか、アプリ内課金の売上は約37億円を突破。任天堂の株価も配信前の2倍以上に高騰するなど絶好調です。一方で、ポケモンGOに熱中するあまり、立ち入り禁止区域に侵入したり、交通事故に遭うなどのアクシデントも相次いでいます。
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