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異世界温泉へようこそ! 作者:虹咲 春

第二章

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第十四話 モンスター対策と、王の予感

ここ最近、感想の量がやけに増えてしまい、なかなか返信できていません! すみません! すべてに目を通し、参考にさせていただいているので、これからもご気軽によろしくお願いします!
第十三話

 ステータスを測定し終え、異世界温泉に帰宅。

 そのまま営業終わりまで働いたが、昨日まで見られなかった現象がこの身に起きた。

 ……やけに女性客に絡まれた。

 握手してくださいだとか、昨晩の武勇伝を聞かせてくださいだとか。

 特に若い子に絡まれた。

 十中八苦、昨日の騒ぎの影響だ。

 もう一度言う。

 どんだけ話し回るの早いねん。

 この世界にはTw〇tterなんて存在しないはずなのにおかしいな。

 異性に囲まれることなんて生まれてこのかた皆無に等しい。

 ほかほかと湯気を立ち上らせて寄ってくる彼女達は、俺の集中力を掻き乱すには充分すぎる威力だった。

 もちろん、握手にはちゃんと答えたし、経緯も説明した。

 が、初対面の女性に何度も言い寄られる度に、ゴリゴリとメンタルを削られていった。

 おかげでいつもの7割くらいしか接客できなかった気がする。

 羨ましいなぁ〜と、遠巻きにニヤニヤ顔で見ていたケビンに立ち位置を変わって欲しいくらいだった。

 俺がケビンくらいのイケメンだったら女性客のさらなる集客効果が継続的に続いただろうにと、軽く現実逃避を交えながらなんとか乗り越えた。

 お世辞にも、俺の顔面偏差値は高いとはいえない。

 人ごみに紛れたら全く際立つことのない平凡極まりない顔立ちだ。

 女性客の比率が高いこの状況もすぐに終息するだろう。

 人の噂も七十五日だ。

 そんな一幕を終えて、今日も定時通りに営業終了。

 いつもなら閉店作業に入る流れだが、今日は違った。

 夜のシフトに入ってないスタッフにも招集をかけ、会議を開くことになった。

「お忙しい中、集まっていただきありがとうございます。今回の議題は、昨晩のような迷惑行為に及ぶお客様にどう対処するか、です」

 開会の合図に、会議室の空気が引き締まった。

 サービス業を営んでいる以上、必ずと言っていいほど発生する問題。

 俗に言う、モンスターカスタマー(頭おかしい客)への対策を考えよう、というのだ。

 基本的に店側は客に逆らわない(逆らえない)。

 お客様は神様という形態を逆手にとって、店側に理不尽な要求を押し付けたり、迷惑行為を平気で行う客は、おそらく今後の営業の中で出てくると思う。

 今回の坂東と三宅の件はその典型的な事例だ。

 彼らほどではないが、現時点でもこれまで何件かちょっとおかしいお客様の報告があがっている。

 つり銭が違うと騒ぎ出し、騙されるところだったと喚かれたり(後に何度も精算したが、つり額が間違っていた可能性はほとんどなかった)、コーヒー牛乳の中に
虫が入っていたと怒りだし、多額の詫び料を請求してきたり(後にでっち上げだったことが発覚)。

 極めつけは、酒に酔った客がペコペコした接客が気に食わないと怒鳴り散らし、男性スタッフに手をあげようとする事例まで発生している。

 責任者である俺には、それらの問題が起こる度に対処で追われたものだ。

 まさかファンタジー世界に来てまでクレーマー対応するとは思わなんだ。

 そして、今回の坂東と三宅の件のこともあり、このようなトラブルが起こった際にいち早く対処する仕組みを作らなければならないと痛感したのだった。

「スタッフ全員に、その手の客が来た時の対応を覚えさせればいいのでは?」
「最低限の対応手順は皆に覚えてもらうと思う。ただ、トラブルの規模にもよるけど、基本的に問題が起こったら、一人のスタッフだけじゃなくて、何人かのスタッフが対応に回らなくちゃいけなくなる。そうしたら店の回転も止まってしまう」

 正直、今雇ってる人数的にそこまでの余裕はない。

 オーナーの俺だって、店の営業時間中すべて働いている訳では無いのだ。

「トラブル対応専門のポジションを新たに設置するのはどうでしょう?」
「やっぱりそれが現実的かなー。警備員みたいな感じで待機させとくとか」
「冒険者ギルドのメンバーを何人か雇ってみてはいかがです?」

 昔、ギルドで護衛の依頼も請け負っていたというスタッフが提案する。

「だいたい一人、警備として雇うとしたらいくらくらいかかるんです?」
「えっと、雇う人のギルドランクにもよりますけど、大体の相場は……」

 スタッフが提示した金額は、割とじっくり悩むほどの額だった。

「やっぱり高いな、人件費……」

 改めて経営の大変さを実感した。

 一番有力な提案だが、ひとまず保留にしておく。

 今後、警備を雇うことで金銭的にプラスになるかどうかじっくり計算せねばならない。

 こういった面で多額のお金を使うには、それ相応のインセンティブ(動機)が必要なのだ。

 その後、新たに出た案を検討したり、対応手順やマニュアルの作成要綱などを決めたりした。

 すっかり夜遅くまでかかってしまった。

「皆さん、今日はありがとうございました。あとは俺の方で纏めておきますので、閉店作業が終わり次第、今日は解散してください」
「「「お疲れ様でしたー!」」」

 さて、俺も作業に移るかと書類を纏めていると、

「あの、主任」
「どうしました、ミリアさん?」

 一人の女性スタッフがおずおずと話しかけてきた。

「えっと、あくまで小耳に挟んだ話なんですけど、最近、商人ギルドの間に、うちの店の事をよく思っていない人達がいるとの噂が……」

 思わず手が止まった。

「……やっぱりきたか」

 問題がいろいろ重なるなあと、俺は思わずこめかみを抑えた。

 開店から今日まで、異世界温泉の売上はほとんど落ちていない。

 そのことから察するに、今まで儲けていた店が儲けなくなっている可能性がある。

 今まで来ていた客がこの異世界温泉に流れてしまい、経営が苦しくなってきている店もあるかもしれない。

 結果、他店から妬みや恨みを買ってしまっている。

「ちょっと売上優先で進めすぎたかな……」

 売れる店は生き残り、売れない店は消えていく。

 資本主義の世界ではごく普通の流れであるが、ここは日本ではない異世界だ。

 商人ギルドという組織も、日本の労働組合とは全く違った仕組みであることは間違いない。

 商業を営む者の間にある暗黙の了解を、知らず知らずのうちに破っているような気がする。

 今まで通り、利益優先の営業方針を続けていたらどうなるだろう。

 営業妨害、嫌がらせ。

 そんな単語が頭をよぎった。

 モンスターカスタマーとは違う、別の勢力による意図的なトラブルが起きそうな気がした。

「協調もちゃんとしないとな……」

 近々、商人ギルドに尋ねてみようと思った。

 考える事がまたひとつ増えた。

 一度大きく溜息をつき、頭を働かせながら、俺は作業へと戻るのであった。


◇◇◇


「これが問題の資料です」
「ご苦労」

 王城の、王の間。

 豪華な玉座に腰掛けるエルグランド王、アクドスに、黒ヒゲを蓄えた宰相、ガスケが反射の魔法石を手渡した。

「では、いきます」
「うむ」

 反射の魔法石に、ガスケが魔力を流し込む。

 すると、魔法石の上にぼうっと、3Dの立体映像のように、ここではない別の場所の光景が浮かび上がった。

 異世界温泉ロビー。

 それも、昨晩の光景だ。

 勇者候補生であるバンドウとミヤケが、異世界温泉のロビーで迷惑行為を働いた上、女性スタッフへわいせつな行為に及ぼうとしたり、オーナーである男に逆に殴りかかったりする映像が映し出されていた。

 問題はここからだ。

 勇者候補生、それも、比較的上位に位置するバンドウとミヤケが、オーナーである男──ボーリングスキルしか持っておらず、王自ら無能と判断し、城から追放したタクマ殿に一瞬にして倒されるという、信じられない記録が残っていたのだ。

「これは……真か?」
「はい。魔法石は本物です。なにか意図的に細工を(ほどこ)かされた形跡もありません」

 それはすなわち、今しがた映し出された光景が嘘偽りのないことを意味していた。

 過去の記憶を掘り起こして、王は言う。

「タクマ殿のステータスは、一般の平民並み程度のはずじゃが?」
「私もそう記憶しております」

 一般人並みのステータスしか持ち合わせていない者が、スキルとステータスの恩恵を受けた二人に勝利した。

 特にミヤケは、今回召喚された勇者候補達の中では高い防御力を保有していたはずなのに、タクマ殿に一撃で倒されている。

 にわかには信じられないことだ。

「一体、なにが起こっておる?」
「私にはなんとも」

 ギッと、アクドス王は奥歯を噛み締めた。

 こんな事はあってはならぬと、静かに呟く。

 ガスケも真相が掴めていないようで困惑気味であった。

「彼には即刻、王城に来てもらわねばならぬ」
「ハッ……では、伝令を使いに向かわせます」
「穏便に頼む」
「御意」

 温泉の事といい、今回の一件といい、彼にはイレギュラー要素が増えてきている。

 この四ヶ月足らずでなにが起きたのかはわからぬが、ここらではっきりと、彼の力量を見極めておかねばならない。

 妙な胸騒ぎを覚えたアクドスは、そう確信したのだった。
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