ピロクテテスの待ちぼうけ

3/18　渋谷ヒカリエ ホールA


@iinioi_com
RT希望:本日！VampilliaはCHRISTIAN DADAがランウェイショー形式にて開催する2013-14 Autumn/Winter Collection " FENGHUANG " にて演奏をします。 3/18 11:00スタート 渋谷ヒカリエ ホールA
6:51 3月18日(月)

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ギターは真部脩一、ドラムは吉田達也、サポートドラムに赤い公園 歌川菜穂、15人のシークレット部隊。今回のショーは、30人近い編成の特別セットでやります。新曲もやります！ 一般の方もご入場頂けます。そして皆様に30分一曲の未発表CDを限定無料配布。よろしくお願いします。
6:55 3月18日(月)




ということで行ってきた。
わけわからんことになってる東横線を出て、渋谷ヒカリエへ。
会場前で、月曜の午前にファッションショーに来る
セレブでハイセンスな人たち（偏見）に混じって列に並ぶ。
やはりどこかファッショナブルな人が多い気がする。
ファッションのことはわからないけど
ファッションセンスある人たちの服を見るのは結構好き。
おもしろいし、似合ってると感心する。
そんななかにおれのような小汚いオッサンがいていいのかと
ちょっと疑問に思ったんだが、
街中でたまに見掛ける、ファッショナブル過ぎてもはやダサい人、もなかにはいたので
おれも一周まわってダサいだけだなと納得しておいた。







写真のようなステージで、Vampilliaが演奏してるなか
ステージと客席の間をモデルさんがウォーキングする形。
下手にいるのは15人程の女性合唱隊。
キーボードが先導して合唱隊が歌い、ストリングスもそこに乗っかる
そこに最後にギターやドラムが加わる形で2,3曲。
Vampilliaのポストロックテイストの曲に合唱隊が加わった感じ。
デスは立ってるだけだった。

15分程の短いショーだったが、素晴らしかった。
美しく、神秘的なステージ。
ブルガリアンボイスにディストーション掛けたような
轟音のなかで、ある風景が浮かんでいるようだった。

当然ファッションショーなのでメインは服なのでしょうが
その辺はよくわからないので割愛。
とりあえずおれは、短パンだ、また短パン、と
男性モデルの短パン率を数えてたw


それはともかくとしても、そんなモデルさんたちも
幻想的なステージによく馴染んでいて
素晴らしい空間が出来上がっていたと思う。
今回のテーマは「神話と現代」だそうで、
そう言われるとギリシャ神話のような趣があったと思う。
合唱隊はコロスみたいだったよ。
コロス見たことないけど。



そんなこんなでCDも貰って退散。
結構あっさり終わったんで、下の階でやってた
誰のだか名前忘れたけど、人形展も観た。
歴史上の人物の人形が四方にいっぱい置かれていて、
おれは美術品もよくわかんないんだけど
どの人形もどっかしらをじっと見てて
それに囲まれてる状況にちょっと笑いそうになった。

一点を凝視してる像って、あんまり魅力を感じない。
だからおれは埴輪が好きなのかな。

見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある。

って安部公房が言ってたけど、
不思議と、見る目を見るよりも
見られている目を見るほうが、感じるものがあるのかなと思った。