蹴球探訪
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【格闘技】井岡、11回豪快KO フィアンセ谷村奈南に捧げるV32016年7月21日 紙面から
◇ボクシングWBAフライ級世界戦3階級を制しているWBA世界フライ級王者・井岡一翔(27)=井岡=が、同級6位の挑戦者キービン・ララ(21)=ニカラグア=を11回1分11秒KOで下し、この階級3度目の防衛に成功した。中盤からはリングを支配し最後はKOで飾った。セミファイナルのIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦では同級1位の「リーゼントボクサー」和気慎吾(28)=古口=が同級2位ジョナタン・グスマン(27)=ドミニカ共和国=に11回2分16秒TKOで敗れた。 男・一翔の堂々の“プロポーズ”だ。豪快KOのリング上、「チーム井岡、家族…そして最愛のフィアンセに最大の感謝を送りたい」と、テレビ前で声援を送った大事な人に、惜しみない愛をささげた。 フィアンセもほれ直す完勝劇。10回、左ボディーから連打でダウンを奪うと、11回、猛然と決めにいった。豪快な右ストレートから怒濤(どとう)の連打。相手はよれよれになり、ぶっ倒れ、10カウント。連続KOでV3を果たした 1月、Gカップ歌手の谷村奈南(28)との熱愛を表明してから初の試合だった。「寄り添って親身に支えてもらっている」と感謝。強くかっこいい男の姿を見せた。 父・井岡一法会長は時期尚早として、結婚にはまだ難色を示す。それでも、2人の愛がボクシングにもプラスになることをリングで証明してみせた。燃え上がる2人。王者として結果を積み重ね、さらなる高みに上ることが結婚へも近道になる。 世界戦12勝は、具志堅用高の14勝に次ぐ国内2位タイ。大みそかに計画される王座統一戦へ、文句なしのGOサインだ。WBAからスーパー王者、エストラダ(メキシコ)との頂上決戦指令はすでに下っている。 一法会長は近日中に交渉に入ることを明言。「日本でやりたい」と力を込めた。相手はWBO王者でもあり、勝てばスーパー王者&2団体統一の称号を得るビッグチャンス。「望むところ」と一翔も胸を躍らせた。 目指すは「唯一無二の存在」。まずは最愛のフィアンセとラブバカンス。谷村が幼少期に長期滞在したこともある思い出のロサンゼルスで英気を養う。 (荒木司) PR情報 |