蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【サッカー】手倉森ジャパンにメダルの料理人 「食」と「体調」の専門家が完全サポート2016年7月21日 紙面から リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子の日本代表は20日、千葉県内で行っていた国内合宿を打ち上げた。21日にブラジルへ向けて出発する。手倉森ジャパンに強力助っ人2人が加わることが判明。1月のリオ五輪アジア最終予選で「食」を支えた西芳照シェフ(54)と、「体調」をサポートした国立スポーツ科学センター(JISS)の中村大輔研究員(41)が同行する。アジア王者を陰で支えた職人を加え、メダル獲得へ向けて最強布陣が完成した。 手倉森ジャパンに強力助っ人が加わった。「食」の西シェフと、「体調」のJISSの中村研究員というスペシャリストは、アジア王者に輝いた1月のリオ五輪アジア最終予選を陰で支えた。霜田技術委員は「(ブラジルへ)連れて行けることになった」と説明。48年ぶりのメダル獲得に向けたレシピが用意されることになった。 西シェフは2004年から日本代表の専属シェフとして活躍し、14年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会も経験している。1月のリオ五輪アジア最終予選では手倉森監督の“勝負飯”であるハンバーグなど豊富なメニューで腕をふるった。DF岩波が「西さんがいなければ優勝はなかった」と心強い援軍にニコリ。指揮官も「予選で西さんがいなかったらと思うとゾッとする」と話すほど全幅の信頼を置いており、直前のアラカジュ合宿(22〜28日)では、ハンバーグが再登場するかもしれない。 一方、中村研究員は昨年12月の石垣合宿で血液検査や唾液検査を実施。各選手の疲労度を数値化、走行速度、心拍数などの負荷をグループごとに分けて調整した。早川コンディショニングコーチとの二人三脚で、「個別カルテ」を作成。最終予選で“走力戦”を制す下地を整えた。五輪本大会では1、2戦目を戦う高温多湿のマナウスを乗り切る“調教”に期待がかかる。手倉森ジャパンは「食」と「体調」の黄金レシピで最も光り輝くメダルを狙う。 (占部哲也) PR情報
|