これってもしかしてブラックバイト!?注意すべきポイント5
最近、メディアでもよく取り上げられているブラックバイト。
・無理なシフトを組まれて休めない……
・給料の未払いがある……
など、厚生労働省の調査によると高校生の3割以上がこういったトラブルに合っていることが判明しているそうです!
ブラックバイトに巻き込まれないために、危ないバイトを見分けるポイントをお伝えします。
ブラックバイトは面接時から危ない!
<ケース1★ブラックバイト度80%>
求人広告には時給800円と記載があったのに、面接時に「時給は実際に働いてもらって、働きぶりに応じて決めるね」と言われた。
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悪い経営者は、アルバイトの給料はできるだけ安くしたいと考えています。一生懸命働いても、難癖をつけてきちんとした時給を払ってもらえない可能性が大!面接の段階で断るようにしましょう!
<ケース2★ブラックバイト度60%>
面接時に「どれくらい働ける?人が足りないし、都合がついたら、できる限り毎日でも入って欲しいんだけど」と言われる。
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1日の労働時間は8時間までと決められています。
でも、気の弱い人、変に責任感が強い人はこんな風に頼まれると、断ることができずに長時間労働させられたり、休めなくなることも……。
「がんばりますが、テスト前には週○回勤務にさせてください」など、予め自分が希望する労働条件を話しておくことが大切。
面接時にこういった希望を聞いてくれないアルバイト先は、とくに危険です!
<ケース3★ブラックバイト度100%>
高校生なのに、夜10時以降もシフトが入っている。頼んでもシフトを変えてもらえない。
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高校生は、夜10時~翌朝5時までの労働が原則禁止されています。これはれきっとした労働基準法違反になります!
<ケース4★ブラックバイト度90%>
うっかりお皿を割ってしまう、レジの集計が合わないなどのミスをしたら罰金を払わされた。
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商品の窃盗や意図的に備品を壊すなどの悪質なケースは別。
でも、飲食店でお皿を割ってしまうなど、ありがちなミスで「給料から○円引いておくから」「罰金払え」と強要するのは違法行為にあたります。
<ケース5★ブラックバイト度100%>
アルバイトの後、店長に執拗にご飯などに誘われる。断ると「バイト辞めてもらってもかまわないんだけど」と脅される。
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これはれきっとしたパワハラになります!
毅然とした態度で断るか、保護者などに相談してください。
他にも、休憩がなく働かされた、働いた分の給料が全額支払われない、準備や片付けの時間はアルバイト代を出してくれないなど、いろんなトラブルが起こっています。
給料や労働時間は明確に決めておくこと!
ブラックバイトは、一度働きだすと簡単にやめることができず、辛い思いを抱えたまま、どうにもできずに働き続ける人が多いのだそう。
まずは、そもそも関わらないことが大事です!
面接のときに、給料や労働時間など一番大切なことを曖昧にしたり、きちんと決めないアルバイト先はブラックバイトになる可能性も高いので、面接の時点で断わりましょう。
もし、働き始めてから「ブラックバイトかも」と不安になったら、労働時間数や悪質な言動をきちんとメモしておくといいですよ。
ブラックバイトなんて呼ばれる店や企業はほんの一部。
楽しいアルバイトをするためにも、危ないポイントは事前にチェックして、ちゃんとしたアルバイト先を見極める目を養いましょう!
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