黄熱病流行のコンゴに感染症対策チームを初派遣
政府は、黄熱病の流行が続いているアフリカのコンゴ民主共和国に、感染症対策にあたる国際緊急援助隊のチームを初めて派遣することを決定し、感染症の専門家ら9人の隊員が現地に向けて出発しました。
黄熱病は、発熱やおう吐などの症状が出る蚊を媒介とする感染症で、ワクチン接種で予防は出来ますが、特別な治療法はありません。
アフリカでは去年12月以降、南部のアンゴラで黄熱病が拡大し、隣国のコンゴ民主共和国でも感染が広がったため、コンゴ政府は先月20日、黄熱病の流行宣言を出しました。
アフリカでは、先月24日時点で疑い例も含め黄熱病の患者は1307人に上り、このうち死亡者は75人となっていて、さらに感染が広がるおそれが出ています。
日本政府は、地元政府からの支援要請を受け国際緊急援助隊の感染症対策チームの派遣を決定したもので、20日、感染症の専門家や看護師、それにJICA=国際協力機構の職員など合わせて9人の隊員を現地に向けて派遣しました。
現地では、WHO=世界保健機関などが大規模な集団予防接種を行うことになっており、日本のチームは、検査態勢など事前の準備を支援します。
日本の感染症対策チームは、西アフリカでのエボラ出血熱の大流行を教訓に、海外での大規模な感染症の流行を抑える活動を行うため、去年10月に新たに発足したもので、実際に派遣されるのは今回が初めてとなります。
アフリカでは去年12月以降、南部のアンゴラで黄熱病が拡大し、隣国のコンゴ民主共和国でも感染が広がったため、コンゴ政府は先月20日、黄熱病の流行宣言を出しました。
アフリカでは、先月24日時点で疑い例も含め黄熱病の患者は1307人に上り、このうち死亡者は75人となっていて、さらに感染が広がるおそれが出ています。
日本政府は、地元政府からの支援要請を受け国際緊急援助隊の感染症対策チームの派遣を決定したもので、20日、感染症の専門家や看護師、それにJICA=国際協力機構の職員など合わせて9人の隊員を現地に向けて派遣しました。
現地では、WHO=世界保健機関などが大規模な集団予防接種を行うことになっており、日本のチームは、検査態勢など事前の準備を支援します。
日本の感染症対策チームは、西アフリカでのエボラ出血熱の大流行を教訓に、海外での大規模な感染症の流行を抑える活動を行うため、去年10月に新たに発足したもので、実際に派遣されるのは今回が初めてとなります。