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こんにちわどうもてんたまです。
2016夏アニメの「Planetarian(プラネタリアン)~ちいさなほしのゆめ」を視聴しましたので、さわり程度にアニメの作風をご紹介しようと思います。
Planetarian(プラネタリアン)~ちいさなほしのゆめ紹介
Planetarian(プラネタリアン)~ちいさなほしのゆめとは?
ゲームブランドkeyが2004年11月にDL販売を開始した4番目のコンピュータゲーム(非18禁)が原作のアニメで、物語は近未来の世界、戦争で荒廃した世界で、廃墟に残された数少ない物資を探して回っている主人公の屑屋(クズヤ)が、昔デパートだった廃墟で遺棄された少女型の案内ロボットと出会う。
少女のロボットは平和だった昔の時代のまま、プラネタリウムを見るように勧めるその姿に、生きるためには他の場所で物資を探さないと分かってはいても何となく惹かれてしまい、その少女ロボットと共に廃墟のデパートに残ってしまう、と言う物語になっている。
Planetarian(プラネタリアン)~ちいさなほしのゆめのみどころ
引き込まれるノルスタジーな世界観が良い!
滅んだ世界の廃墟の片隅で、とっくの昔に閉鎖されたデパートのプラネタリウム館で、その解説ロボットを務めていた本作品のヒロイン「ほしのゆめみ」が、ボロボロになっている建物の中で、平和だった頃と変わらぬまま解説の仕事を続けている姿が哀愁にあふれ、そしてとてもノルスタジックな気持ちにさせてくれて物語に引き込まれる。
その過去に浸れる心地よさがとても良いアニメ。
現実では人工知能型の美少女ロボットなんてまだ出来ていないし、それも遠い過去になっている未来で、その過去を懐かしむノルスタジーな記憶なんてない筈なのに、懐かしさに浸れると言うのは不思議な感覚ですよね。
それでも何故ノルスタジックな気分になれるのか?
それだけこのアニメに人を惹きつける魅力があるからかも知れませんね。
ヒロインの「ほしのゆめみ」の明るい中に隠されている儚さが良い
このアニメのヒロイン「ほしのゆめみ」は接客ロボットらしく元気に明るく丁寧に話しているが、彼女には自覚は無いが戦争が起きた時、デパートにいた従業員たちに惜しまれながらも置いてかれてしまった悲しい過去があり、その時従業員が言った「必ず戻る」と言う言葉を信じ、誰も来ない廃墟の中でただひたすら変わらぬ明るい解説をするゆめみは見ていてとても健気に感じる。
またゆめみは稼働できる電力を節約しているため、5日後には長期スリープモードに入って起きなくなってしまうらしい。
勿論人間の感覚が無いゆめみには、それは何でもない事かも知れないが、いつか動かなくなる時が来ると言う事が確定している事にとても儚い物を感じる。
そしてその事を自覚出来ないゆめみが悲しさを引き立て良い物していると感じる。
スレた主人公の屑屋のデレがゆめみの可愛さを引き立てている
滅んだ世界で生きてきた屑屋は、現実を知っている分ゆめみの言動にロボットだと分かっていてもバカにするような態度を取るが、黙れと言っても話しかけてくるゆめみに、次第に壊れたプラネタリウムの修理に付き合ってあげたり、生き死にが関わっているの物資が無いデパートに残ってくれたり、徐々にデレて来る過程が良く、またそんな屑屋をデレさせてしまうゆめみの可愛さが引き立つ。
素直じゃない男がデレると、それにアタックしていた女の子が可愛く見えてくるってありますよね。
個人的評価&まとめ
☆☆☆☆★
個人的な食指の話かも知れないけど、こう言う世界観と雰囲気が凄い好きです。
廃墟ロマンと言うのでしょうか? そう言うのを感じて本当に話に引き込まれる。
Key作品はグラナド見ましたがこれも好きで、話の世界観は全然違いますが、雰囲気が似てるのでとても魅力的な作品に感じる。
そしてゆめみの明るさや可愛いらしさは、ただのロボットでプログラムに則って行動してるだけって話かも知れないが、ロボットだからこそ何か人間らしい「ホンモノ」があるのではないかと期待して見てしまう。
また長期スリープモードになった時、ゆめみと屑屋は一体どうなってしまうのかと言う先の展開も気になる。
そう言った多くの心惹かれる面白さから☆4の評価にさせて頂きました。
グラナドやAIRなどのKeyの雰囲気が好きな人にはとても面白く見れると思いますのでお勧めです!
と言う所で2016夏アニメ「Planetarian(プラネタリアン)~ちいさなほしのゆめ」の紹介の話は終わりにしようかと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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