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鈴鹿ホテル強殺で男に無期懲役

07月20日 19時08分

去年8月、三重県鈴鹿市のホテルで中国人の女性を殺害し、現金が入ったバッグを奪ったとして強盗殺人の罪に問われた23歳の被告の裁判員裁判で、津地方裁判所は求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。
津市の無職、古谷有平被告(23)は去年8月、鈴鹿市のホテルでインタ-ネットを通じて知り合った中国人の蘇偉さん(38)の頭などを部屋にあったパイプいすで殴って殺害し、現金11万円余りが入ったショルダーバッグを奪ったとして、強盗殺人の罪に問われました。
古谷被告はバッグを奪って殴ったことは認めていましたが、殺意については否認していました。
20日の判決で、津地方裁判所の増田啓祐裁判長は「かなり強い力で殴り、手加減をしていた様子は伺えず、人が死ぬ危険性が高いと認識していた」として、殺意があったと認めました。
そのうえで、「倒れた被害者の頭などをパイプ椅子の脚で何回も殴っていて看過しがたい行動だ」と指摘し、求刑通り無期懲役を言い渡しました。

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