東映(現日本ハム)や巨人などで活躍した吉田勝豊(よしだ・かつとよ)氏が9日午前9時23分、肺炎のため都内の病院で死去した。80歳だった。葬儀は11日に長女須藤久美(すどう・くみ)さんを喪主として家族葬で行われた。供花・弔電・香典などは辞退する意向。
57年に東映に入団した外野手で62年にはベストナインに輝いた。65年に東映から巨人へ移籍。王、長嶋の後を打ち、優勝に貢献した。69年に西鉄(現西武)で引退後はロッテでコーチも務めた。通算成績は1303試合で打率2割5分9厘、105本塁打、502打点。