蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【首都スポ】高校野球 二松学舎大付の大江、圧巻の16K完封2016年7月20日 紙面から
◇東東京大会 二松学舎大付4−0小山台2年前の夏に1年生バッテリーで甲子園を沸かせた、二松学舎大付のエース大江竜聖(3年)が16奪三振(K)の快投でチームをベスト8に進出させた。安打も1回先頭打者に許した1本のみで2〜9回は“完全試合”の内容。2〜4回には6連続Kも記録するなど圧巻だった。 「初回はいつも苦手。打たれて気合が入りました。どんどん投げていったけれど、以前と比べて暑さでも疲れなくなりました」。試合後、水を2杯飲んだ大江は余裕すらうかがわせた。K数は「後半は狙った。最終回は真っすぐだけで勝負」。自己最速148キロに近い直球も次々と繰り出した。 2年前の甲子園では2試合に救援登板。昨年のセンバツでは1回戦で敗れたが、この日と同じ16Kを記録し、身長171センチと小柄ながら東京ナンバーワン左腕とたたえられた。しかし、昨夏は4回戦で堀越に、昨秋は都大会決勝で関東第一に敗れた。大江のリベンジはようやくここから始まる。 (山内明徳)
◆江戸川の山田は10安打完封◇東東京大会 江戸川5−0高島10安打され、毎回のようにランナーを背負いながら無失点で完封した江戸川の山田良樹投手(3年)。最後の打者を打ち取ると、雄たけびを上げた。 「ランナーが出ると気合が入るんです」。足立第七中学の軟式野球部の出身で、硬式野球を続けている同期は今は2人だけになった。「元は捕手でした。でも投げることしか特技がなくて」と中2から投手に転向。3年ぶりのベスト8進出だが「今年のチームは、もっと上を見ている」。 次は大江投手擁する二松学舎との対戦となったが「気持ちだけは負けません」と笑顔で右こぶしを握った。 PR情報
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