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【芸能・社会】

橋本マナミ、愛人ではなく正妻役 「真田丸」で細川ガラシャ役

2016年7月19日 紙面から

細川ガラシャを演じる橋本マナミ

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 タレントの橋本マナミ(31)がNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜午後8時)の第29回(24日放送)から細川ガラシャ役で出演する。本紙などのインタビューに「“愛人キャラ”を忘れて見ていただきたい」と、ふだんのイメージとは真逆の“正妻役”をアピールした。

 細川ガラシャは明智光秀の三女で本名は玉。細川忠興と結婚後にキリスト教の洗礼を受け、悲運の最期を遂げた絶世の美女として知られる。

 歴史好きの父親から「この役は皆やりたがるんだよ」と驚かれたという橋本。「忠興は正室のガラシャと仲が良くて側室もつくらなかった。昔は一夫多妻と思っていたので感動した」と話す。

 周囲からは橋本の正室役に異論も出たそうだが「私の性格は元々“愛人”っぽくない。ガラシャの芯の強さは自分に通じるところがある」とキッパリ。忠興への愛を貫いて最後は自ら死を選ぶガラシャの生きざまに「私も好きになったら一直線に走ってしまう。(私生活でも)そういう方に出会えたら全然死んでもいい」と共感する。

 劇中ではヒロイン長澤まさみ(29)との共演シーンが多く、この日の収録でも橋本の着物のお尻部分が破れているのを長澤が発見。「着物の下に何もはいてなかったので、長澤さんが自分のを脱いで貸してくれた」と仰天エピソードも告白。ラテン語で賛美歌を歌うシーンも見どころで「新幹線の中で練習してたら音が漏れて、前のおばさんから『うるさい』と怒られた」と苦笑い。

 橋本の大河出演は実は2度目で、2003年の「武蔵」に千姫役で出演以来13年ぶり。「19歳の時でセリフもなかった。もう一度出たくて日本舞踊や着付けを習ったりした。今回はこんなにいい役で夢のよう。三谷幸喜さんの作品に出るのも夢でした」と喜んだ。

 愛人キャラでブレークしたが元々は女優志望。2日からは初主演映画「イブの贈り物」も公開された。「いつか大好きな篤姫もやりたい」と3度目の大河にも意欲をのぞかせた。

 

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