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【芸能・社会】

Mr.KINGの平野紫耀「世界に」 座長公演博多座、大阪・梅芸で

2016年7月20日 紙面から

 ジャニーズJr.の人気ユニット「Mr.KING」の平野紫耀(しょう、19)が主演し、9月19〜30日に福岡・博多座、10月8〜25日に大阪・梅田芸術劇場で上演されるミュージカル「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」(作、構成、演出ジャニー喜多川)の製作発表が19日、東京・丸の内のパレスホテルで行われた。

 東京・帝国劇場で2012年から毎年上演されているミュージカル「ジャニーズ・ワールド」を改題し、初めて地方に進出する。これまでSexy Zone佐藤勝利(19)、中島健人(22)らが主演してきたが、今回初めて平野が主演に抜てきされた。

 平野は「初めての福岡、大阪を大成功させて、全国各地、そして世界に旅立っていける舞台にしたい」と抱負。また熊本地震を念頭に「一刻も早く九州に行って、勇気や感動を届けたい」と気合を入れた。さらに、名古屋出身の平野は「名古屋の中学生がキャンプファイアでやるトーチトワリングというのがあるんです。棒に火を付けて回すんですが、舞台に取り入れたい」とアイデアを出した。

 共演は、内博貴(29)、ジャニーズJr.の3人組ユニット「Prince」の神宮寺勇太(18)、岩橋玄樹(19)、岸優太(20)。

 神宮寺は博多座で共演する地元ダンスグループ「九州男児新鮮組」を意識し「ジャニーズとしてダンスでは負けられない」。岩橋は「アイドルとして輝きたい」、岸は「フライングをしてみたい」と意気込んだ。

 ジャニー喜多川・ジャニーズ事務所社長と重なる「プロデューサー」役の内は「ジャニーさんの意志を継ぎ、ジャニーさんに納得してもらえる役にしたい」と気を引き締めた。

◆座長会の“支払い”に戦々恐々

 舞台経験豊富な内に「座長は全員を引き連れてご飯を食べに行く『座長会』をやらなきゃいけない。それが舞台のしきたり」と教えられた平野は、「キャストが若くて食べ盛りがそろっているから、お金が…」と戦々恐々。岸は「遠慮なく、いただきます! とりあえず福岡と大阪の名物はゴチになりたい」とプレッシャーをかけた。

 現在、平野は20歳までにお金をためるべく、節約生活中とか。この秋は蓄財を吐き出すことになりそうで、とりあえず「SHOCK」で博多座を経験している内に「安くて、いいお店を探してください」と懇願した。

<平野紫耀(ひらの・しょう)> 1997(平成9)年1月29日生まれ、名古屋市出身。血液O型。2012年2月にジャニーズに入所。関西ジャニーズJr.として活躍し、14年、日本テレビの深夜ドラマ「SHARK」に主演。15、16年とテレビ朝日の夏祭り応援サポーター。20日から8月28日まで東京・六本木で開催されるイベント「サマステ ジャニーズキング」に出演する。帝国劇場「ジャニーズ・ワールド」は15年1月公演と、15年12月〜16年1月公演に出演した。

 

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