蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【格闘技】リーゼントボクサーの和気、相手のグスマンを先制“口撃”2016年7月20日 紙面から
20日にエディオンアリーナ大阪(大阪市)で行われるダブル世界戦の公式記者会見及び調印式と前日計量が19日、同市内のホテルで行われた。計量はWBA世界フライ級3度目の防衛に臨む3階級制覇の井岡一翔(27)=井岡=、挑戦者の同級6位キービン・ララ(21)=ニカラグア=、IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦を行う同級1位・和気慎吾(28)=古口=、同級2位ジョナタン・グスマン(27)=ドミニカ共和国=がいずれも1回でパスした。 メインイベントの井岡−ララ戦を差し置いて、舌好調ぶりで会見場の注目を集めたのは「リーゼントの出来も完璧」と満面に笑みの和気。予備検診を東京で行ったため、この日が対戦相手グスマンとの初顔合わせで、リミットを100グラム下回る55・2キロでパスした計量後はにらみ合いのリクエストにも応じたが、元ヤンキーのさがか、「憎らしかったですね、顔をすごく近づけてきて。女の子ならいいけど、男だと嫌。早くブッ倒したい」と相手を挑発してみせた。 出身は岡山。試合当日は地元から大応援団が駆けつける。初の世界戦を“準地元”で行えるのは千載一遇のチャンスで、所属ジムの古口哲会長は「初回から行くつもり。それで会場をワッと沸かせて日本が初めての対戦相手をひるませ、主導権を握りたい」と戦略を明かした。前日になっても緊張感をみじんも見せない和気の強心臓ぶりにもぴったりな作戦だった。 「2ショットで撮影された時、グスマンが指を1本立ててたでしょ。あれは『俺は明日1敗目をするよ』って意味ですよ(笑)」と和気。軽妙な“口撃”を見せた28歳は20日のリングでもスピーディーなボクシングでKO率100%の相手を翻弄(ほんろう)するつもりだ。 (藤本敏和) PR情報 |