Jリーグ 英の動画配信大手と放送権契約へ

Jリーグ 英の動画配信大手と放送権契約へ
Jリーグ=日本プロサッカーリーグは、来シーズンからイギリスの動画配信大手と年平均200億円で10年間の放送権契約を結ぶことになり、新たな視聴者層の獲得と各クラブの経営基盤の強化を目指すことになりました。
関係者によりますと、Jリーグは来シーズンから、イギリスの動画配信大手「パフォームグループ」と10年間の放送権契約を結ぶことになり、金額は年平均で200億円とJリーグ発足以来、最大となるということです。
Jリーグは現在、日本の衛星放送会社と年間およそ30億円の主要な放送権契約を結んでいますが、新たな契約先はイングランドプレミアリーグなどを放送しているインターネットの動画配信大手で、Jリーグ側が行う制作費などを除くと契約額は実質的に現在の5倍ほどになるということです。
Jリーグでは、スマートフォンなどで試合を気軽に観戦してもらい、新たな視聴者層を増やすとともに大幅に増える予算で各クラブの経営基盤の強化にもつなげる考えです。また映像の著作権はJリーグが持つことから、これまでは自由に使えなかった映像を独自に編集してJリーグや各クラブのホームページなどでも使うことができるメリットもあるということです。