夏休みに合わせ 世界中から集めた昆虫の標本を展示

夏休みに合わせ 世界中から集めた昆虫の標本を展示
夏休みに合わせ、東京・西東京市の科学館では世界中から集めた昆虫の標本を展示する催しが開かれ、子どもたちでにぎわっています。
このイベントは、昆虫に親しんでもらおうと、西東京市の多摩六都科学館が企画したものです。
会場には、世界中から集められたカブトムシやチョウなどの標本合わせて3000点余りが展示されていて、間近で観察することができます。
このうち、南米に生息する体長10センチほどの「ヘレナモルフォ」と呼ばれるチョウは、輝く青い鮮やかな羽を持ち、羽の中心部に白い帯が入っているのが特徴で、美しいチョウとして愛好家などから人気があるということです。
また、体長およそ30センチと昆虫として世界最大級の大きさの「ナナフシ」や、羽の裏側がフクロウの顔に見える「フクロウチョウ」なども展示されています。
このほか、生きているクワガタムシと触れあえるコーナーもあり、子どもたちは恐る恐る背中に触ったりしていました。
小平市から訪れた6歳の男の子は「いろんな色の昆虫を見ることができて楽しかったです」と話していました。
この催しは9月4日まで開かれています。