ビル管理事業本部
BM事業部 菅井 浩(平成16年入社・副部長)
チャレンジする総合不動産会社。
私にとって、清水総合開発の一番の魅力は、総合不動産会社でありながら、ゼネコン発祥の技術系集団であるということです。不動産分譲を主体とした新規物件から、既存の建物の管理まで、トータルプロデュースが可能な会社です。これは他の不動産会社にはない特色です。
日本という限られた国土の中において、土地や建物の不動産をいかに最大限に活用するかは、未来永劫の課題です。特に既存建物の有効活用は、今後大きな市場となってくると思われ、不動産業界はこれから先、より活発に動いて行くと考えています。
平成12年創業のまだまだ若い会社ですが、社会へ向けてより大きく広く様々なアクションを起こす、チャレンジ集団だと思っています。
責任の大きさは、達成感の大きさでもある。
仕事における私の目標は、全国規模で事業展開ができるよう、一社員として盛り立て、貢献することです。清水総合開発が、これからさらに発展していくために必要なのは、大きく次の3つと考えています。
1.「組織統一化」…組織内のつながりを強化し、人材育成に力を入れること。
2.「提案力強化」…全社的な提案力の強化や提案技術の強化、社内社外を問わない情報収集、さらに管理技術や管理品質の強化。
3.「情報共有化」…マニュアルの整備と活用、各種ツールの有効活用、共有データベースの整備、ISOの積極活用。
これからは各々の業務範囲も内容も多岐にわたり、今後さらに深く関わっていくことが求められるため、社員一人ひとりの責任は大きくなりますが、達成した時の喜びや満足感は、何物にも代え難いものがあると思います。
若いときから、見聞を広めておこう。
実際に見て聞いて得た知識や経験は、とても貴重なものです。「百聞は一見にしかず」とことわざにもあるように、聞くだけでなく、自分の眼で見て感じることが大切だと思います。たとえば、休日に旅行やイベントに出かけ、色々なものを見て、時には体験する。また人々とふれあい会話をする。その一つひとつは、きっとどこかで仕事のヒントやネタに繋がっていくはずです。
もちろん私にもそういう機会はまだまだたくさんあるとは思いますが、若い時から意識的に見て聞いて吸収する癖を身につけておけば、仕事の幅も、より大きくなっていくと思います。
マンション管理事業第1部 添田 真二(平成17年入社・副部長)
失敗を糧に、常に前へ
常に顧客の視点に立ち、本当に望まれているサービスを提供すること、それが私のモットーです。その結果として、社交辞令ではない心からいただいく感謝の言葉は、何ものにも代えがたい喜びです。
自分にとって納得のいく“いい仕事” をするために心がけていること、それは、一つひとつの業務に全身全霊をかけて取り組むこと。そして、どのような場においても、常に冷静でいることです。
ベテランと言われるようになった今でも、ときには失敗をすることもあります。しかし、大切なのは、その失敗を糧とし、後悔を繰り返さないことだと思います。
これからも、数年数十年と契約を継続していただけるよう、お客様との信頼関係を築いていきたいと思っています。
魅力的な仕事と社風
清水総合開発の魅力の一つに、仕事のスケールの大きさがあります。当社は清水建設のグループ企業ということで、
PFI 事業等の大規模ならびに社会的意義の高い事業に携わることができ、とてもやりがいを感じています。
また、顧客に対してハード及びソフト両面の、トータルサービスの提供を目指しており、そのためには、個々の力だけではなく、他部署との連携など、横の繋がりが大変重要です。直属の上司のみならず、他部署を含む先輩社員みんなが積極的にアドバイスをしてくれる、そんな温かい社風も、この会社の魅力です。
資格や勉強は若いうちに
私には、もっと若い頃にやっておけばよかった、と思うことがあります。それは宅建などの資格取得です。
学生時代や入社後数年までに学んだことは、今でもよく覚えているのですが、30歳代半ばになって入力した情報は、なかなか保持していくのが困難で、つくづく記憶力が低下したなと感じます。資格取得もそうですが、専門書等による深い知識や、また幅広い知識の習得など、できるだけ早い時期に吸収しておいた方がよいと思います。
自分の中に幾つもの引き出しを持っておき、そこからいつでも引き出せるようにしておくことは、仕事を進めるうえで極めて重要です。また、業務に直接関係のない雑学が役立つことも多く、講義の受講や読書をもっとしておくべきだったと反省しています。
PM事業第2部 斉藤 智宏(平成9年入社・課長)
すべての人が、笑顔になる仕事
建物の運営管理業務において私が常に目標としているのは、オーナーやテナント入居者が、共に心から満足していただき、私たちを含むすべての人が、笑顔になる状況をつくりだすことです。
たとえば、できるだけ賃料等で収益を上げたいオーナーに対し、テナント入居者は、なるべく賃料等の費用を抑えたい、というように、そのニーズは相反するものです。しかし両者に共通しているのは、「安全で満足度の高い環境」を求める気持ちです。違うのは、それを提供する側と、そこに身を置く側、という立場だけです。
その共通のニーズを汲み、それぞれの思いに応えることに、大きなやりがいを感じています。
若い力に期待を!
これから入ってくる若い人たちには、趣味でもアルバイトでも、何か打ち込んでいるものを持っていてほしいと思います。それが何であれ、集中してやり遂げたということは、自分の自信に繋がります。
また、資格取得など不動産関連の勉強は、できるだけ若いうちに積極的にしておいた方が良いです。勉強で得たものが実際の業務に直接は結びつかなくても、お客様との会話の中で役に立つことが必ずあるかと思います。また、不動産の知識は今後の人生の中で必要になる機会も多く、家族や友人にアドバイスを求められることもあるでしょう。
三本の柱で、総合力を発揮
清水総合開発の魅力は、「開発」「仲介」「管理」の三本柱による総合力です。例をあげると、開発事業本部がマンション開発を行い、分譲後はビル管理事業本部が管理を行う。そしてマンションを購入したお客様が売りたい、または貸したいという場合には、不動産本部が対応する、というように、社内での連携が可能です。関連して発生する工事についても、清水建設グループとしての技術力が生かされます。
また、各事業部にはそれぞれ専門分野の担当者がいるため、自分の業務範囲外で問題が生じた場合でも相談ができ、心強い環境です。私たちビル管理事業本部は、今後の事業拡大に向け、首都圏にとどまらず全国へと展開をはじめました。
そこにビルがある限り、ビル管理事業の需要が無くなることはないでしょう。ぜひとも皆様の力を貸していただきたいと思います。
PM事業第1部 森口 愛(平成20年入社)
最前線で、仕事の喜びを味わう
この仕事の面白さ、それは、管理する物件を良い方向へ導くという、不動産の最前線とも言える立場にいることです。物件の品質や衛生面を管理し、グレードを上げ、その価値を高めることができるのは、この仕事の醍醐味です。
テナント様とオーナー様の双方の意見・要望を聞き入れ、試行錯誤しながら自分の考えをまとめ、共に利益となる提案ができるのも、大きな魅力と言えるでしょう。
また、テナント様と密にコミュニケーションを図るなかで、先方の意向を察知し、事前にご要望されるであろう事項を提案し、その結果、改善できたときの喜びはひとしおです。
清水総合開発では、自社管理物件だけでなく、他社物件の管理など多岐にわたる業務を行っており、業界内の情報や知識を得ることで、どんどん見識が広がっていく、まさに自身を成長させる仕事だと思います。
大事なのは、日々の積み重ね
仕事の上で私が一番大切にしていることは、報告・連絡・相談です。そして一つひとつの業務をおろそかにしない、ということです。当たり前のことのように感じますが、そういった日々の積み重ねがとても大事だと思います。
社内外を問わずコミュニケーションを積極的にとる。提出期限を守る。惰性に流されず常に自分の考えを持つ。多方面から物事を捉え新しい視点を見つける。常に基本に戻る気持ちを忘れないなど、そういったことをいつも心がけながら、仕事に取り組んでいます。
風通しの良い職場環境
清水総合開発は、縦・横のラインだけでなく、斜め間でのやり取りができる職場です。若手から管理職まで人員が豊富で、部署間を越えたコミュニケーションも活発です。分からないことはどんどん質問をし、新人でも意見が言える風通しの良い環境だと思います。若手社員の研修などOJT が充実しており、また、性別を問わず同じ業務を行うため、女性にとっても働きやすく、やりがいを感じられる環境だと思います。
マンション管理事業第2部 岡野 正明(平成23年入社)
ここは多くのことが学べる会社。
私は大学時代に、プールの監視委員兼清掃員のアルバイトをしていたこともあり、以前はビルマネジメント業務に興味を持っていました。しかし就職活動を始める少し前に、プロパティマネジメント会社で働いている知人の影響で、ビルマネジメントの上流に位置するこの仕事に惹かれるようになりました。
また、小さいころから剣道をしていましたので、就職活動中は、警察官になることも一時は考えましたが、やはり私にとってはプロパティマネジメント業務の魅力の方が大きく、不動産業界を希望しました。
清水総合開発を選んだのは、清水建設の子会社という安定性もありますが、プロパティマネジメント業務だけでなく、ビルマネジメントや開発、営業活動といった、業務の幅の広さが理由です。他にも何社か検討しましたが、ビルに関する業務を総合的に行っているプロパティマネジメント会社はとても珍しく、多くのことが学べる会社だと直感しました。
社会人になって変わった生活リズム。
今では当たり前のことですが、入社当時は朝早く起きるのがとてもつらかったのを覚えています。学生のころは不規則な生活を送ろうと、誰から注意されるわけでもなく、一日の時間を自分の好きなように使うことができました。しかし社会人になると、毎朝決まった時間に起き、定時の間は拘束され、残業や休日出勤があれば、さらに自由な時間が減ることになります。社会人となって一番変わったのは、生活リズムですね。
業務内容が思い描いていたものとは違ったというような、仕事上でのギャップはありませんでした。
人との接し方の大切さを実感。
生活リズム以外にも、たくさんのことが変わりました。業務に必要な専門知識を得たことや、私生活においても、社会人としての自覚を持って行動するようになったことなどいろいろです。
中でも、人との接し方は以前とは明らかに違います。相手に対する言葉の選び方や話し方に加え、しぐさや態度などを非常に意識するようになりました。特にオーナー様や得意先の方に対しては、ただこちらの意思をストレートに伝えればいいわけではありません。同じ意味であっても、使う言葉や口調、音程によって、受ける印象が違ってきますので、お客様と話をするときは、いかに印象よくこちらの思いを伝えるかを常に考えるようにしています。
シーバンス事業部 森島 衿花(平成25年入社)
鉄道業界から不動産管理事業へ興味がシフト
就職活動当初に鉄道会社を希望していた私が、この不動産業界を選んだのは、鉄道業界について調べを進めるにつれて、必然的に鉄道グループの不動産会社を知ることになり、興味を持ったのがきっかけです。もともと鉄道が好きという理由で志望していましたので、鉄道を通じて人々の生活の支えになる仕事がしたい、という一応の考えはありましたが、具体的にやりたいことがあったわけではなく、また実際に働きはじめると、好きだからこそ感じるギャップもあるだろう、という懸念はありました。
不動産業界について調べてみると、鉄道業界と同様に、開発、仲介、販売、管理の分野があることを知りました。そのどれもが人々の生活を支える仕事だということがわかり、知れば知るほど興味が湧き、不動産業界への志望度が高くなっていきました。中でも管理業務というのは、オーナーとの長い付き合いの中で結果を出していく魅力的な仕事だと思い、また、その取り扱う物件の幅の広さにも惹かれました。
次第に、何をしたいかだけでなく、どう働きたいかを考えるようになり、以前やっていた塾講師のアルバイト経験からも、“自分は誰かのため” ではなく“向き合う人のため” に働きたい、という思いに至りました。
それからは、建設系と大手開発会社の系列会社を中心に探しました。その中でも、清水総合開発は説明会での印象が良く、大手管理会社と比較しても安定性が高く、清水建設グループということで、他の管理会社とは異なる独自の管理体制があることにも大きな魅力を感じました。
入社して1 年が経ちますが、清水総合開発は、自分がイメージしていた通りの会社でした。大きく違うのは、規則正しい生活を送るようになったなど、学生時代とは明らかに変わった自分自身の意識だと思います。
マンション管理事業第1部 植木 大地(平成25年入社)
家の鍵を落としたのが入社のきっかけ
私は学生時代、金融や海運、インフラ業界など、安定性のある業界を中心に就職活動を行っていました。そんなある日、住んでいるマンションのエレベーターの隙間に家の鍵を落としてしまいました。しかし管理会社の方が迅速かつ丁寧に対応してくださって鍵は無事でした。不動産業界に興味を持ちはじめたのは、そのことがきっかけです。
業界のことを調べてみると、不動産管理というのは、建物がある限り継続的に仕事がある安定性の高い職種だとわかり、清水総合開発の会社説明会に参加しました。「不動産仲介業務」と「ビル管理業務」に出席しましたが、どちらにも明るく優しい雰囲気が感じられ、“この会社で働きたい”と思いました。
大きく変わった時間の使い方
学生時代に描いたイメージと、入社してからとでは、当然かもしれませんがギャップがありました。たとえば入社前は、マンションの管理というのは建物と法律に関する知識があればよいと思っていましたが、実際は会計や保険に関することまで、幅広い知識が求められます。
時間の使い方も違います。学生時代は自由になる時間が多く、無駄に過ごしてしまうこともよくありました。
しかし社会人になると、時間的な制約がある分、かえって時間を大切に使うようになりました。それは自分の中で最も変わったところだと思います。
また学生時代は、レポートの提出等が期限に間に合わなかったとしても、減点されるか単位を落すくらいで済んでいました。しかし社会人は、仕事の期限を守れなければ自分の評価を落すだけでなく、会社の信用にも関わってきます。期限に対してもとてもシビアになったと思います。
BM事業部 沽野 敬輔(平成25年入社)
OJTという研修スタイルに共感
私は最初、機器メンテナンスの業種を希望していました。
空調、切削、飲料水製造、自動車、光学レンズ加工など、さまざまな機器会社を見ていく中で、ビルマネジメントという業種があることを知りました。一つの機器メーカーのメンテナンスよりも業務が幅広く、常にやりがいと向上心を持って取り組めると思い、この仕事を選びました。
それからは、研修内容や会社の雰囲気、新入社員がどのように業務を進めているかを意識しながら会社を探しました。そんな中、目に止まったのがこの会社です。
清水総合開発は一室にこもって研修をするのではなく、OJTを基本に行っており、すぐに現場へ出て実践で学べるところに魅力を感じました。また、会社説明会の雰囲気や、採用担当の方の丁寧な対応などとても印象が良く、入社の気持ちが固まりました。研修は教育担当者が手取り足取り教えてくれるのではなく、OJTで進められるため、疑問があれば自分から質問をし、問題を解決していかなければなりません。
言い換えれば、自分の考えで物事が進められる、ということです。この仕事環境に共感し、願書を提出しました。
求められるコミュニケーション力
会社というのは縦の関係で構成されています。自分の考えを上司に伝え、その考えが正しければ進めていくことができます。この環境に身をおき痛感したのは、自分の考えを伝えきれていない、自身のコミュニケーション能力の低さです。学生時代は友人も多く、たくさんの人といろんな会話をしていましたので、伝える能力はある方だと思っていました。しかし実際は、業務の報告や相談、自分の抱えている仕事の状況連絡など、十分に伝え切れているとは言えず、正直まだまだです。
何を伝えるのか、重要なポイントは何か、また不必要な情報は何かなどを精査し報告しなければ、効率良く仕事を進めることはできません。それは、私が入社後に感じた大きなギャップでした。
入社して身についた探究心
仕事は、自身の成長のためにも、業務を円滑に進めていくためにも、周囲の細かいところにまで注意を払い進めることが重要です。そのことを学んでからは、日常生活の中でも“なぜ?” “どうして?” と意識をするようになりました。電車に遅れが出たときも、学生時代の自分は、遅れているんだ…とただ思うだけでしたが、今はなぜ遅れたのか、積極的にその理由や原因を知ろうとするようになりました。
たとえば協力会社の作業進行が遅れていると、なぜなのか、工程に問題はなかったか、と一つひとつ分析し、原因を突き詰めていく。それは社会人になって、自分が最も成長したところだと思います。