「ポケモン、ゲットだぜ!」私たちが住んでいる現実世界で、仮想のデジタルキャラクターを発見・捕まえる任天堂のスマホ用ゲームアプリ「ポケモンGO」。連日ニュースで取り上げられ、聞かない日はないというほどの大人気ぶりです。
日本ではまだ遊ぶことができませんが、フォーブスの取材に対しナイアンティックのCEO ジョン・ハンケ氏が「日本上陸は7月下旬」と答えています。
At present, the server capacity in Japan is not powerful enough. We are working hard with our partners in Japan to enable the servers to keep up with demand once the game goes online there. We expect it to be released by the end of July,
(引用元: Pokémon GO Is Still Pokémon NO In Its Home of Japan – Forbes)
一方で、今日(2016年7月20日)にも日本でリリースされるという一部報道もあるので、上陸前にポケモンGOにまつわるニュースを一通り予習しておきましょう。
「ポケモンGO」の使い方:
ポケモンGOの人気の秘密を知りたいなら、まずはポケモンGOの遊び方からチェックしておきましょう。
ポケモンGOの遊び方:
実際にイギリスでポケモンGOをプレイしたレビュー記事。写真が豊富で丁寧に解説されているので、まずはこの記事をじっくり読むことをお勧めします。
ポケモンGO用語:
上記の記事の中でも出てくるのですが、ポケモンGOの中には初心者がわかりにくい用語も多数あるようです。上記のめ〜んずスタジオさんの記事には、初心者にもわかりやすいように優しく用語が解説してあるので、プレイ前にしっかり確認しておきましょう。
「ポケモンGO」にまつわる珍事件:
アメリカ人がメートル法をついに理解:
上記の記事で、
アメリカではヤード・ポンド法が慣習的に使われているため、孵化に必要な距離が何マイルか分からない人が続出。マイルに換算するために「2km to miles」「5km to miles」「10km to miles」という検索ワードが急上昇している。
とのこと。Google検索でヤードポンドとメートルの単位換算が急上昇キーワードにランクイン!文化をも凌駕する「ポケモンGO」、すげー。このニュースに関しては、togetterで大盛り上がりしてました。
メートル換算するのって、きっと骨が折れると思いますが、そんな手間をかけてでも「ポケモンGO」をやりたいという情熱。すてきです。
歩きスマホ以上!交通事故に要注意:
スマホを片手にウロウロすることになるのですが、自転車や自動車の中でもポケモンGOに夢中になる人が続出しているとのこと。これは危なすぎる…。日本でも増えそうなので、みんなマナーを守りましょう!
屍体が発見されることも…
アメリカではすでに数件、屍体を発見したというニュースが出てきています。日本ではそんなニュースがでないことを祈ります…。
子供達の肥満解消?
アメリカでは嬉しい悲鳴が。ミシェル・オバマ米大統領夫人が苦戦を強いられていた看板政策「レッツ・ムーブ!」。これは子供の肥満を改善しようという政策なのですが、2016年4月の分析では子供の肥満は増加傾向にあったようです。しかし、ポケモンGOが5日で解決してしまった!と話題になっています。
これは日本でリリースされた時も同じ現象が起きそう。ただし、それに伴う交通事故も発生しそうなので、親御さんは子供に注意しておいたほうが良さそうです。
彼氏の浮気現場もゲットだぜ!
なんとも悲しい話ですが、ポケモンGOでは、彼氏の浮気現場も特定できてしまうようです。Evan Scribner さんの彼女は、なかなか獲得できないポケモンのヒントを探ろうと、EvanさんのポケモンGOの履歴を見ていたそう。ポケモンGOは、いつどこでポケモンを獲得したのか履歴が見られるそうで、Evanさんの履歴からほしいポケモンを獲得するヒントを得ようとしていたんですね。
しかし、その履歴にはおそろしい衝撃の事実が…。日曜日にEvanさんの元カノの家でポケモンをゲットしていた事実が、しっかりと履歴として残っていたそうです。それが発覚し、Evanさんはフラれてしまったそうです。みなさんは浮気なんてしてないと思いますが…お気をつけてください。
海外セレブも熱狂!
海外セレブが次々とTwitterでポケモンGOにはまっている様子をツイートしているようです。これは、憧れの芸能人と一緒にポケモンGOができるチャンスかも。というか、「アイドルとポケモンGOを一緒にしよう」という企画があっても楽しそうなので、ぜひやってほしいものです。
ジャスティス・ビーバーより「ポケモンGO」。
日本でも絶大な人気を誇るジャスティス・ビーバー。しかし、ポケモンGOの人気には勝てなかったようで、ポケモンを集める人々はジャスティン・ビーバーに気づかなかったそう。上記記事によると、
ジャスティンのマネージャーであるスクーター・ブラウンがInstagramに投稿。「超ウケる。ジャスティン・ビーバーとアルフレッド・フローレスがニューヨークでポケモンを捜しているのに、誰も見ようとすらしていない」とコメントしています。
とのこと。でも、当の本人もポケモンGOに夢中だったようなので、全然問題なしでしょう。
日本リリース後に起こること予想:
おもころさんが、日本に「ポケモンGO」がリリースされた際に起こり得ることを大胆予想しています。そのほとんどが「うわ!起きそう!」と思わされることだったので、ポケモンGOをやろうと思っている人もそうでない人も、一読されることを推奨します。(現在はサイトが落ちているようです。)
「ポケモンGO」の経済効果:
さて、ここまで人気の「ポケモンGO」。現在、欧米中心の35カ国でゲーム可能となっています。
そもそも、「ポケモンGO」アプリを製作したのはどんな会社なのでしょうか?
作っているのは、イングレスの生みの親:
ポケモンGOというアプリは、任天堂と「Ingress」製作会社のNiantic(ナイアンティック)と株式会社ポケモンの共同プロジェクトで生まれたもの。その株式に関して調べてみて驚いたのですが、
ポケモンGOを開発したのは、米ナイアンティックと日本の株式会社ポケモン。ナイアンティックは2014年にGoogleから独立し、Google、株式会社ポケモン、任天堂からの出資を受けている。株式会社ポケモンに関しては、任天堂はその全株式の32%を保有している(ブルームバーグ)。(引用:
「ポケモンGO」大流行で米国に珍現象…死体発見、警察署突入、足痛ブーム - まぐまぐニュース!
)
と任天堂とナイアンティックは出資関係にあったんですね。ポケモンGO」の経済効果はすさまじく、任天堂の株価だけでなく、関連銘柄も一様にうなぎのぼり!
1週間で1万円の上昇はすごいですね。私も買っておけば良かった…っていつも思う弱者です(´Д` )「ポケモンGO」の関連銘柄を知りたい方はこちらをどうぞ。
1つのアプリが株価をも激変させる…恐ろしい時代です。
「ポケモンいます」でピザ店が売上75%UP!
NYクイーンズにあるピッツェリア「L'inizio Pizza Bar」では、「ポケモンいます」という看板を掲げたところ、売上が週末の3割増、前週比約75%増になったという驚愕のニュース。
ことの発端は、このピザ店がたまたま「ポケスポット」と呼ばれるモンスター交換所に位置していたことに始まります。このことに気付いたピザ店の店主が「ポケモンGO」内のアイテムを10ドルで買い、店に12体のモンスターを放出したそう。すると、そのモンスター欲しさに来店した客が、ピザやビールを注文。売上は週末の3割増、前週比約75%増になったということです。
ポケスポット以外では、今回ピザ店主が購入した「ルアーモジュール」という30分間モンスターを放出できるアイテムを使うことが出来ないようなので、すべての飲食店で出来ることではないようですが、運良く「ポケスポット」にあたった場合は、同じ方法で売上を伸ばすことができるかもしれません。
日本ではすでにマクドナルドと提携:
しかし、この現象は偶然ではなく、「ポケモンGO」が設定したスポンサー制度ではないかという見方も出ています。実際、日本ではマクドナルドと提携し、日本全国にある3000店舗以上のマクドナルドがポケモン出没地帯になるという情報もあり、最初から仕組まれた売上戦略なのかもしれません。
「ポケモンGO」製作サイドも実店舗も売上UPする仕組みと考えると、長期的なビジネス展開までしっかり見据えていることに驚きを隠せません。
ポケモン関連アプリ・サービスが次々と!
「ポケモンGO」では、ポケモンを探すだけでなく、タマゴを孵化させるためにも長距離移動する必要がある場合があります。その移動を手助けする「PokeWalk」というサービスが盛り上がっているようです。
- 「PokeWalk」公式サイト:
「pokeWalk」では、ユーザーのスマートフォンを預かり、希望距離を移動してくれるそう。価格は2kmで10ドル、5kmで15ドル、10kmで20ドルで、スマートフォン充電サービス付き。ポケモンGOに夢中で事故にあうより、「PokeWalk」を使って休み休みゲームを楽しむのも手かもしれませんね。この他にも、ポケモン出没マップなどが公開されたりしているので、新サービスがどんどんと出てきそうですね。
ポケモンGO、ハリウッドで映画実写化が頓挫?
こちらはかなり意外だったのですが、ポケモンGOの大人気がわざわいし、以前から話が出ていた「ポケモン」の映画実写化が頓挫してしまったそう。その理由として、
任天堂にとって「ポケモンGO」が生み出す潜在的な利益が、映画化権のライセンス料(500万ドル~1000万ドル)をはるかに上回るため
と言われているそうで、またポケモンGOに陰りが見えた頃に話が再スタートするのかもしれません。
日本リリースは7月下旬予定?今日にも?:
日本でのリリースが後回しになったことに関しては、サーバー補強のためとか、マクドナルドとの提携が遅れの原因では?など、様々な憶測が飛んでいますが、日本ユーザーとしてみれば、悲しい出来事の1つとなりそうです。
今は日本もiPhoneの発売の第1次国ですが、今後の経済発展次第では、マーケティングの最重要国から外れてしまい、今回のポケモンGOのようにリリースは後回しなんてことがあるのかも。楽しいことを享受できる環境を得られるよう、パワフルな国でありたいですね。
また、今回ポケモンGOでさらに注目されている「AR(拡張現実)」についても、学んでいきたいところです。その詳細については、こちらの記事が詳しく書かれていたので、参考にしてみてください。
日本で「ポケモンGO」がリリースした際には、せっかくなので遊んでみてレビューしたいと思います!
以上、「ポケモンGO、今日にもリリース?!日本上陸前に知っておきたい、ポケモンGOの遊び方から珍事件など面白ニュースまとめ!」でした。