政府 韓国大使に長嶺前外務審議官起用

政府は15日の閣議で韓国の新しい大使に前の外務審議官で、ことし5月の伊勢志摩サミットで安倍総理大臣のシェルパ=個人代表を務めた長嶺安政氏を起用する人事を決めました。
新しい韓国大使に決まった長嶺安政氏は62歳。昭和52年に外務省に入り、これまでに、国際法局長や、オランダ大使などを務めました。平成25年7月には、経済担当の外務審議官に就任し、ことし5月の伊勢志摩サミットでは安倍総理大臣のシェルパ=個人代表を務めました。

このほか、旧ソビエトのモルドバ大使に、オーストラリアのパース総領事の好井正信氏、中米・カリブ海のドミニカ共和国大使に、バルセロナ総領事の牧内博幸氏、中央アジアのウズベキスタン大使に、前のウラジオストク総領事の伊藤伸彰氏、中央アジアのトルクメニスタン大使に、トルコ公使の勝亦孝彦氏、西アフリカのマリ大使に、外務省・地球規模課題総括課専門機関室長の黒木大輔氏が、それぞれ起用されます。

この人事は、今月19日付けで発令されます。