南スーダン 大統領と副大統領の対話進まず
政府軍と反政府勢力の間で戦闘が再燃した南スーダンで14日、キール大統領が対立するマシャール副大統領と電話で会談し、話し合うために首都に戻るよう要請したものの受け入れられず、緊張緩和に向けた糸口が見えない状況が続いています。
南スーダンでは、キール大統領派の政府軍とマシャール副大統領を支持する反政府勢力の戦闘が再燃し、戦闘はここ数日、小康状態となっているものの予断を許さない状況が続いています。
こうした状況を受けてキール大統領が14日朝、対立するマシャール副大統領と電話で会談しました。キール大統領は、電話会談後、記者会見し、「こちらに来るように求めたが、受けいれてもらえなかった」と述べ、話し合うために首都ジュバに戻ってくるよう要請したものの副大統領に受け入れられなかったとしています。
マシャール副大統領は、戦闘が再燃したあとジュバから離れ、安全を理由に所在を明らかにしておらず、キール大統領への不信感が根強いことが明らかになりました。
ジュバでは、戦闘が再燃したあと略奪が相次ぎ、国連の支援活動もままならないほど治安が悪化しています。
こうしたなか現地の国連は、PKO=平和維持活動や、ほかの国連機関について、市民保護や人道支援などの中心業務に関わっていない要員については、一時的に南スーダンから出国させる方針を示しました。
大統領と副大統領の話し合いのめどもたたないことで、緊張緩和に向けた糸口が見えない状況が続いています。
こうした状況を受けてキール大統領が14日朝、対立するマシャール副大統領と電話で会談しました。キール大統領は、電話会談後、記者会見し、「こちらに来るように求めたが、受けいれてもらえなかった」と述べ、話し合うために首都ジュバに戻ってくるよう要請したものの副大統領に受け入れられなかったとしています。
マシャール副大統領は、戦闘が再燃したあとジュバから離れ、安全を理由に所在を明らかにしておらず、キール大統領への不信感が根強いことが明らかになりました。
ジュバでは、戦闘が再燃したあと略奪が相次ぎ、国連の支援活動もままならないほど治安が悪化しています。
こうしたなか現地の国連は、PKO=平和維持活動や、ほかの国連機関について、市民保護や人道支援などの中心業務に関わっていない要員については、一時的に南スーダンから出国させる方針を示しました。
大統領と副大統領の話し合いのめどもたたないことで、緊張緩和に向けた糸口が見えない状況が続いています。