ニュース
“ラジオ局が作る、本気のラジオ”「H!nt」。無指向性&BTスピーカー機能も
2016年7月20日 13:38
ニッポン放送、Cerevo、グッドスマイルカンパニーの3社は、無指向性スピーカーを搭載し、Bluetoothスピーカー機能も備えたラジオ受信機「H!nt」(ヒント)を発表した。「ラジオ局が作る、本気のラジオ」をテーマにした製品で、クラウドファンディングサービスのCAMPFIREで支援を募集している。募集期間は7月20日~9月20日まで。価格は21,500円(税込)からで、支援コースによって価格は異なる。クラウドファンディングが成立した場合、遅くても今年度内に手元に届くようにするという。
筒状の筐体を採用したラジオで、AM/FM受信に対応。ワイドFMの受信にも対応する。さらに、Bluetoothスピーカー機能も装備。スマホなどと連携して、スマホ内の音楽やポッドキャストなどを再生する事もできる。
外形寸法は80×287mm(直径×高さ)。重量は950g。上部に無指向性スピーカーを搭載。部屋の何処に置いても、同じような聴こえ方を実現しており、ラジオの魅力である「気配」が伝わるようなサウンドを実現したという。ニッポン放送技術部が監修し、「人の声が心地よく聴こえる柔らかいサウンド」も目指したという。
ユニークな機能として、放送局が流すDTMF音(電話のダイヤル音)を感知する機能を備えており、その情報をラジオがキャッチ、BLEビーコンを通じてスマートフォンに情報を転送・表示できる。
これにより、例えばゲストとして登場したアーティストの名前が聞き取れなくても、アーティストのURLをスマホに表示するといった事が可能。この機能を使って、全国の「H!nt」が搭載するLEDを、同時に同じ色に光らせるといった事も技術的には可能だという。なお、現在ニッポン放送ではDTMFを使ったデータ放送は実施しておらず将来的には実施を検討している。
製品の詳細は追って掲載する。