イタタ…助けてくれて、ありがと――!!
あなた…は…
父さん…!!
リーシャの…お父さん…?
敵艦隊、陣形中央に標準合わせ!魔砲グロスター、撃て!!
きゃあぁぁっ!!
わぁぁぁぁっ!!
敵艦隊、陣形崩れました!
よし、各個撃破に移れ。本艦は一旦後退、アレには少々聞かねばならぬことがある…。
貴殿とは、初めてだね。私は、ヴァーレリア国の空挺団最高責任者…
ヴァルフリートと言う。
貴殿はこれまでにも、あの暗獄の魔物たちを退けたと聞く。この戦いでの活躍を期待しているぞ。
久しぶりだな、リーシャ。
父さん…。
そして君が、《黄昏の刃》かね?
そーだよー!アタシはリーシャと契約したの!
しかしまだ、その力を使うことはできない…。なぜかね…?
…………。
…これは契約者であるリーシャ、お前の成すべき問題だ。それまで、我々は時間稼ぎを―
父さんっ!私に言うことは、それだけ…?
…というと?
母さんが死んだ時も…死んだ後も…どうして戻ってきてくれなかったの…?
母さんは…ずっと父さんのことを―
…そんな話をする暇があるなら、《黄昏の刃》の契約者たる力を示し、セリアを救え。
我々はそれまで魔物たちを―
やはり指揮艦を狙ってくるか…。悠長に話している暇はないようだ。
甲板で敵を迎え討てっ!!
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